現在位置:
  1. asahi.com
  2. エンタメ
  3. BOOK
  4. 特集
  5. 記事

警視庁内の書店 人気ベスト5は?

[掲載]2009年10月27日朝刊

〈秋の読書特集〉ミステリーを読もう/読書会の楽しみ

 警察小説ブームの中、警察官はどんな本を読んでいるのか。東京の警視庁に職員用の書店があると聞き、訪ねてみた。街の小さな本屋さんくらいの広さで、警視庁職員互助組合が運営している。最新のベストセラーから趣味や健康、辞典、旅行ガイドまで幅広いジャンルの本が置いてある。

 警察小説の品ぞろえがやはり充実している。人気の作家は堂場瞬一、佐々木譲、今野敏、横山秀夫、誉田哲也がベスト5。文庫の平台にも、それぞれの作品が積まれていた。ほかには、黒崎視音の『警視庁心理捜査官』、久間十義の『刑事たちの夏』、山田正紀の『おとり捜査官』など。売り上げの1割強を警察小説が占めるという。さすがに場所柄というべきか。

 そのほか佐伯泰英、司馬遼太郎、池波正太郎の時代小説の人気が高い。3人の作品は、丁寧にそろえているという。

 警察の書店ならではと思わせるのは、「警察図書」という棚があることだ。『警備用語辞典』『注解 風営法』など専門書がずらりと並ぶ。『平成21年版 警察白書』は平積みになっていた。1日の利用客は300人から400人。午前8時の開店から午後5時の閉店まで、お客が途切れることはほとんどないという。(西秀治)

表紙画像

警視庁心理捜査官 上 (徳間文庫)

著者:黒崎 視音

出版社:徳間書店   価格:¥ 660

表紙画像

おとり捜査官 1 触覚 (朝日文庫)

著者:山田 正紀

出版社:朝日新聞出版   価格:¥ 735

表紙画像

注解風営法

著者:蔭山 信

出版社:東京法令出版   価格:¥ 7,350

検索フォーム
キーワード: