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「昭和の鉄道記事」が凄い、おもしろい(3)

[発売]2010年11月30日

写真:これが「奇跡の写真」。15時42分ごろに撮影したものだ。なおこの写真は、通常は入れない場所から特別に許可を得て撮影している(photo 今祥雄)拡大これが「奇跡の写真」。15時42分ごろに撮影したものだ。なおこの写真は、通常は入れない場所から特別に許可を得て撮影している(photo 今祥雄)

表紙画像 出版社:朝日新聞出版 価格:¥ 1,680

AERAムック「昭和の鉄道と旅」

 ムック「昭和の鐵道と旅」では、他誌ではなかなか見られない特別撮りおろし写真も充実しています。

 左の写真をご覧ください。梅小路蒸気機関車館(京都市)付近から、機関車館を望んで撮影したものです。一見なんの変哲もない写真のようですが、目をこらして見てください。右側には東海道新幹線(700系)と東海道線在来線(JR西日本223系)が走り、左側には山陰線(同221系)が姿を見せています。そして山陰線と併走するかのように、蒸気機関車館で「スチーム号」として活躍する大正生まれのSL「8620形」が白煙をあげています。中央の留置線には石炭やバラストを運ぶホッパ車のホキ800形や、蒸気機関車館所属のSLも並んでいます。

 「スチーム号」の運転は1日3回。そのタイミングで昭和の鉄道全盛期を代表する東海道線、「偉大なるローカル線」と言われる山陰線、そして言わずもがなの東海道新幹線とあわせた4線が同時に走る瞬間を見ることは、まさに「奇跡」。この写真はJR西日本の特別許可を得て撮影したもので、通常はこのアングルからの撮影は不可能です。

 「昭和の鐵道と旅」ではこのほかにも、東京駅の貴賓室と駅長室に飾られていた2枚の「横山大観」が倉庫に保管されているところを特写したものや、東京駅のホームを舞台に昭和天皇、東条英機、浜口雄幸、三島由紀夫ら日本現代史上の有名人が並ぶ特別グラビア特集など、一風変わった鉄道写真が多数掲載されております。

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