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〈秋の読書特集〉人生にいつも本を/生と死描くノンフィクション

[掲載]2010年10月27日朝刊

 作家の瀬戸内寂聴さんは言います。「本を読まなかった人生は考えられない。子どものうちから、何でも読ませたらいいんです」。目の前のことに気をとられ、余裕をなくしている時、本はつかのま別の世界に連れ出して、現実に対しても新しい視点を与えてくれます。作家の中島京子さんほか、本を読むそんな喜び楽しみを知る人たちに、若い人にすすめたい本を挙げてもらいました。ノンフィクションの名作も紹介します。10月27日から読書週間です。

人生にいつも本を

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良いことも悪いことも「すべてあり得る」と知った 作家・瀬戸内寂聴さん

 大人が子どもに、「これはいい、これはだめ」と選んで読ませるなんて、そんなばかなことありませんよ。何でも読ませたらいいんです。そのうち、つまらない本は読まなくなる。自分で選ぶ力が自然に………[記事全文]

[掲載]2010年10月27日朝刊

若者よ 本を開け 味わおう 知の喜び

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『終わりと始まり』 一回こっきりの生、肯定される感覚の詩 中島京子さん

 これからの世の中、「国際感覚」を養わなきゃいけないと、誰もが言う。私もそう思う。でも、誰もが国際ビジネスの最前線で働くわけじゃない。グローバリズムは、もっと違う形で、私たちの隣に出現する………[記事全文]

[掲載]2010年10月27日朝刊

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『禅と日本文化』 日本を捨てて、はじめて日本を知った 杉本博司さん

 人は自国の文化を意識しながら生きるわけではない。そのことに気付いたのは私が22才でアメリカに渡った頃のことだった。若者が大人の築き上げた価値体系にもの申す嵐の季節が到来していた。その動き………[記事全文]

[掲載]2010年10月27日朝刊

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『流れとよどみ』 ものの見え方を変えた、素朴な疑問への解説 南木佳士さん

 『流れとよどみ――哲学断章』の中心となるエッセイは、1976年から77年にかけて「朝日ジャーナル」に連載されたものであるが、30年以上経(た)ったいまでも内容はまったく古びていない。時流に………[記事全文]

[掲載]2010年10月27日朝刊

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『忘れられた日本人』 哀切な述懐・力強い一言、他にない異様な底力 佐野眞一さん

 『忘れられた日本人』を読んだときの感動はいまも忘れがたい。その当時、著者の宮本常一がどんな人間かも、民俗学がどんな学問かもまったく知らない中学生だったが、そこに描かれた見知らぬ世界に私は………[記事全文]

[掲載]2010年10月27日朝刊

表紙画像

大正期からゼロ年代まで 時代のベストセラー

 大正期の3大ベストセラーとして倉田百三『出家とその弟子』、賀川豊彦『死線を越えて』、島田清次郎『地上』を挙げるのが通説という(瀬沼茂樹著『本の百年史』1965年刊・出版ニュース社)。先の………[記事全文]

[掲載]2010年10月27日朝刊

生と死描くノンフィクション

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野村進さんが選ぶノンフィクション10冊 「重いからこそ、おもしろいっ」

 生死不明高齢者の問題、幼児虐待死事件……。私たちの社会は何を見落とし、失ってきたのだろうか。生と死を考えるうえで基本になるノンフィクションの名作を、ノンフィクション作家の野村進さんにあげても………[記事全文]

[掲載]2010年10月27日朝刊

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医学書院刊行本、相次ぎ受賞 「身体」の豊かさ 言葉に

 医学書院から刊行された本が今年、ノンフィクションの賞を相次ぎ受賞し、話題になっている。野村進さんのお薦めにもある『逝かない身体』が大宅壮一ノンフィクション賞、『リハビリの夜』(熊谷晋一郎著)が………[記事全文]

[掲載]2010年10月27日朝刊

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