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地方から映し出される「いま」  『日本の現場――地方紙で読む』

2010年11月26日

 東京からの目線だけに基づいて物事が決められていくことへの違和感から、本書は生まれたという。北海道新聞の記者とローカル・メディア・ネットワーク代表の研究者が、2008年末から約1年間、日本の地方紙30紙に掲載された記事や連載を編んだ。600ページを超える大著が取り上げるテーマは、子育て、医療、公共事業、限界集落、農業など幅広い。国の歪みがもっとも早く、もっとも顕著に現れる地方の姿を目の当たりにした地方紙の記者たちの足音が聞こえてくるようだ。
 本書に収められた「取材後記」から、5人の記者の肉声を紹介する。

取材を終えて、記者が語る

【自衛隊】 C130機は米兵をイラクへ運んでいた/中日新聞

 イラク上空を飛ぶ航空自衛隊のC130輸送機は何を運んでいるのか。ふと、そんな疑問を感じたのは………[記事全文]

【地域再生】 伝統のかつお節生産を支える中国人女性たち/南日本新聞

 鹿児島県枕崎市はかつお節の生産量日本一を誇る薩摩半島南端の港町だ。今、その産地の屋台骨を支えて………[記事全文]

【長寿都市】 横浜市青葉区の男性の平均寿命は日本一/神奈川新聞

 横浜市青葉区の男性の平均寿命が81.7歳で日本一、という厚生労働省の発表を聞いて、「意外だな」と思った………[記事全文]

【医療崩壊】 取材の出発点は脳こうそくに倒れた父親だった/岐阜新聞

 連載した2008年当時、医師不足による医療崩壊が表面化し、紙面でも連日、医療崩壊に関連した報道が………[記事全文]

【戦争の記憶】 戦争を知らない記者に問われるもの/宮崎日日新聞

 入社前のことだ。イスラエルやシリアなど中東4カ国を訪ねた。あるアラブ人は「日本はどうしてアメリカと………[記事全文]

表紙画像

日本の現場――地方紙で読む

編者:高田 昌幸・清水 真

出版社:旬報社   価格:¥ 2,625

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