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文・落合早苗

気になる正月太り、メタボ… ケータイ読書で解消? 『ズボラ式ダイエットでみるみるヤセた!』

2007年01月08日
[評者]落合早苗

 仕事はじめ。今週からいよいよ本稼動といったところか。一部のサービス業などを除けば、年末年始をのんびり過ごし、お正月太りをしてしまったという人も多いのではないだろうか。昨年は「メタボリック症候群」などという言葉も流行し、気になるところである。

 なにかいいダイエット方法はないだろうか。ひとくちにダイエットといっても全身運動からプチ断食までと幅広く、はやり廃りもあれば、なかには健康を損ねかねない怪しげなものもある。そもそもエネルギーの供給に対してより大きな消費を心がければよいだけの話なのだが、いざ実行する/継続するとなると、理屈通りにいかないのが悩みどころである。ダイエットをするということは、これまでと違った習慣を取り込むことであり、その負担が大きければ大きいほど、なかなか定着しないものだ。

 もっと気楽に長くつづけられる、身体にも心にも負担のかからない方法があればいいのに。誰もが思うことだろう。本書はタイトル通り、ズボラな人や多忙な人でも手軽に取り組めるダイエットを扱っている。

 曰く、髪をしばるだけ。曰く、食事どきのBGMを工夫するだけ。睡眠中に痩せる方法から通勤電車で美脚を作る方法まで、「ながらダイエット」や隙間時間にひと手間かけるだけの、今すぐ実行できるマメ知識が満載だ。コンビニでの食材やファミリーレストラン・ファーストフードなどとの上手なつきあいかたなどにも言及し、日常生活に即した方法を無理強いすることなく紹介する。いささか旧聞に属するような情報もあるが、いくつかを組み合わせてつづけていけば、なるほど効果がありそうだ。デジタル読書なら、いつも持ち歩けるという点でケータイ向け電子書籍の方がおすすめである。

 通常痩せにくいと考えられている秋・冬のこの季節は、ダイエットに適しているのだそうだ。本書は女性読者を意識して書かれたものではあるが、男性でも大いに活用できるはずだ。しばらくは新年会もつづくだろう。幹事を率先して引き受けたり、二次会のカラオケの際には立って歌ったりするのもいいらしい。

 怒涛の忘年会シーズンを経て、お正月の食べすぎ・飲みすぎ・運動不足を気にしている方などは、ズボラでなくともお試しあれ。ただし即効性を過剰に期待するのは禁物。継続は力なり。お忘れなきように。

hon.jp

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プロフィール

落合早苗(おちあい・さなえ)
 株式会社hon.jp代表取締役社長
 学習院大学文学部卒。出版社・IT関連サービス会社等を経て2004年3月インプレス(現・インプレスホールディングス)入社。同月設立の100%子会社リーディングスタイル(現・hon.jp)に出向。丸善丸の内本店の電子書籍体験コーナーの運営や表参道のカフェを使ったケータイ読書プロモーションを企画実施。2006年10月より現職。日本ペンクラブ会員。日本出版学会会員。

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