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50年間の歩み、ここにあり。「円谷プロ全怪獣図鑑」

円谷プロ初のカラー作品「ウルトラマン」(C)円谷プロ

 毎年7月10日は「ウルトラマンの日」。なんでも、テレビに初めてウルトラマンが登場した日なんだとか。

 そんな記念すべき日にピッタリなのが、円谷プロダクション創立50周年の節目に刊行された「円谷プロ全怪獣図鑑」。「全怪獣」と銘打っているだけに、円谷プロ創立の1963年4月から本書が刊行される2013年3月までの50年間に生み出された2500体以上ものクリーチャーを可能な限り収録しています。

 写真がないものは全ての映像作品を見返してキャプチャーをとって掲載。しかも、卵や幼体、人間に化けた姿の写真までも収録するという徹底した編集方針で作られた1冊です。編集担当の松井聡さんは「次々に新発見があって、発売15日前でもキャプチャーが終わらないのが大変でした」と当時を振り返ります。

 作品ごとに放送順で掲載されているので、円谷プロの50年間の歩みを辿ることができるのもファンにはたまらないポイント。イベントだけに登場する怪獣までも網羅しているのは、松井さんをはじめとする作り手の努力の賜物です。

「ウルトラマンフェスティバル」など各種ウルトライベントに登場した怪獣たちも収録(C)円谷プロ
「ウルトラマンフェスティバル」など各種ウルトライベントに登場した怪獣たちも収録(C)円谷プロ

 ちょうどこの7月から、最新作「ウルトラマンR/B(ルーブ)」もテレビ放送を開始。ウルトラマンや怪獣たちの進化の軌跡を検証してみるのも面白そうです。