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「文系大学教育は仕事の役に立つのか」 理系にだって負けてはいない

『文系大学教育は仕事の役に立つのか』(本田由紀編、ナカニシヤ出版・2808円)は、理系に比べ実社会で役立たずだというイメージがある文系の大学教育について、データをもとに分析。教育社会学者で東大大学院教授の編者は、実は十分に役に立っているし、さらに役に立てるのではないかと問う。無理に「役に立つ」枠組みにはめようとする風潮への危機感も。=朝日新聞2018年9月29日掲載