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感情の変化のスピードに追いつけるか。”サイコパス”が一人称でつづるミステリー【逸冊レビュー11月号/読みだすと止まらない本】

「スケルトン・キー」 道尾 秀介・著 あらすじ

 19歳の僕は、週刊誌記者の危険な仕事を請け負っている。僕のような人間をサイコパスと言うらしい。“もう一人の僕”が顔を出さないように気をつけて生きているが…。『小説野性時代』連載に加筆・修正し単行本化。

投稿者 三日月(Mayumi)@crescent_77さん

 サイコパスという難しいテーマを一人称で読める新しいミステリー。感情の変化のスピードに追いつけるか。読んだらもう止まらない。まさかの展開で、ラストまで走り続ける。とても面白かった。何度も読みたくなる斬新な作品。

谷原店長のコメント

 道尾さんはいつも僕に新しい驚きを与えてくれます。これは読まねば。