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第39回日本SF大賞に山尾悠子「飛ぶ孔雀」、円城塔「文字渦」

 第39回日本SF大賞(日本SF作家クラブ主催)の選考会が19年2月24日に開かれ、大賞に山尾悠子さん「飛ぶ孔雀」、円城塔さん「文字渦」の2作が選ばれました。また、功績賞が故・横田順彌さんに贈られます。贈賞式は4月19日の予定。

 ※2月24日、記事更新しました。

 第39回日本SF大賞(日本SF作家クラブ主催)の最終候補作が決まりました。2017年9月1日から18年8月31日までに発表された作品のなかから、優れたSF作品を選ぶ賞で、19年2月24日に選考会が開かれ、大賞作品などが発表されます。候補作は以下の通り(作品名・五十音順)。

•『オブジェクタム』 高山羽根子(朝日新聞出版)
•『最後にして最初のアイドル』 草野原々(早川書房)
•『飛ぶ孔雀』 山尾悠子(文藝春秋)
•『名もなき王国』 倉数茂(ポプラ社)
•『半分世界』 石川宗生(東京創元社)
•『文字渦』 円城塔(新潮社)

◆「好書好日」掲載の記事から

>『オブジェクタム』所収「太陽の側の島」にふれた池澤春菜さんのコラムはこちら

>『最後にして最初のアイドル』に言及した前島賢さんのコラムはこちら

>山尾悠子1万字インタビューほか『飛ぶ孔雀』特集はこちら

>倉数茂『名もなき王国』インタビューはこちら

>『半分世界』朝日新聞書評はこちら

>円城塔『文字渦』インタビューはこちら