大沢在昌さん特別講義「私がハードボイルドを書く理由」参加者募集
文学に触れることの楽しさと豊かさについて、参加者が作家とともに考える「人生に、文学を」オープン講座（日本文学振興会主催）。学生、社会人、主婦、シニア層など、さまざまなバックグラウンドを持った人たちがひとつの場所に集まり、文学について考え、意見交換します。生きるヒントを見つけたり、人生を見つめ直したりするきっかけになるかもしれません。
第16講となる今回は6月29日（土）14時から、東京の法政大学（市ヶ谷キャンパス）で、作家の大沢在昌さんを講師に迎えた特別講義「私がハードボイルドを書く理由」を開きます。受講料は無料です。応募期間は5月29日（水）正午まで。
講義の内容を深めるため、参加者には作家から事前に提示された２冊の「課題図書」を読んでからご来場いただきます。詳細およびご応募は、ホームページでご確認ください。
講師の大沢さんからメッセージ
ハードボイルドは暴力とエロスのジャンルだという誤解が、長く日本にはありました。それがようやく解けたのが、この二十年のことです。社会と犯罪のありようを通して時代を活写し、叙情性が心に残るハードボイルド。十代初めでその魅力にとりつかれ、ついには実作家になってしまった私の話を聞いてください。
