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【家にいるみなさんへ】体操できる絵本から、世界のあやとり本まで 本で遊ぼう、親子で考えよう!

オジンオズボーン・篠宮暁さん「秒で暗記! 漢字ドリル」

【未就学児のおともだちへ】元気いっぱい! 体操絵本

いりやまさとしさんの絵本「パンダなりきりたいそう」
 「ぐーんと のびて チューリップのたいそう」「りょうてを よこに かたあし あげて ぐるんぐるん。こまのたいそう」。かわいい子パンダと一緒に、いろんなものになりきりながら体操できます。

『パンダ なりきりたいそう』(講談社)

齋藤槙さんの絵本「ぺんぎんたいそう」
 生命力あふれる動物を描き出すことを得意としている齋藤槙さんが、「踊れる絵本」をテーマに作った絵本。動物園と水族館でペンギンのいろんな動きを観察して、「それを子どもが体操しやすいように組み合わせていくのを大事にしました」。

【小学生のみんなへ】大人と一緒に考えよう

子ども向けの科学絵本「かがくのとも」 歴代のヒット作3選
 創刊50周年を迎えた「かがくのとも」。子どもたちの好奇心の種を育てるため、「まずはおもしろくなければいけません」と話す9代目編集長の川鍋雅則さんに、歴代のヒット作を紹介してもらいました。「一緒に読むお父さんお母さんも、へえ、そうだったんだと楽しんでもらえたらいいなとも思っています」

小沼敏郎さんの絵本「おにぎりはどこからきた?」
 おにぎりに使われているお米や塩、のりはどこからくるの? そんな素朴な疑問を楽しく解決してくれる絵本です。ものごとの始まりやつながりについて、大人と子どもが一緒に考えるきっかけになればと、マルチクリエイターの小沼敏郎さんが手掛けました。

「世界の伝承あやとり」シリーズ
 あやとりはのび太の特技で、日本独自のものだと思っていませんか? 実は、世界各地に伝わる原始芸術。寒暖差が激しく空が澄んでいる地域には星のあやとりが、オセアニアには空も海も広いのびのびとしたあやとりが、たくさんのこっています。

オジンオズボーン・篠宮暁さん「秒で暗記! 漢字ドリル」
 漢検1級を目指し、難関漢字の一つひとつを「分解して覚える」という方法を編み出したお笑いコンビ・オジンオズボーンの篠宮暁さん。そのメソッドをまとめたドリル形式の本です。これで「鬱」のような画数の多い漢字も楽しくマスターできるはず!

樋口和智さん「部屋で楽しむきのこリウムの世界」
 アクアリウムならぬ、「きのこリウム」を知っていますか? ガラス容器の中にコケ、シダ、流木、石、そしてきのこを配置して作り出す、小さくて神秘的な世界。きのこの成長とともに、景色の変化も楽しめます。

漫画版「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」
 「王子様を待たないで。社長の奥さんになるより、社長になろう」「結婚か、仕事だったら、どっちもとってください」。世の中の女の子たちに送られた言葉が共感を集めた西原理恵子さんのエッセー『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』。30万部を超えるベストセラーを『すみれファンファーレ』の作者、松島直子さんが小学生にも読みやすいオリジナルの漫画にしました。

【保護者の方へ】心をほぐしてくれる絵本

アリスン・マギーさんの絵本「ちいさなあなたへ」
 親でいることの喜び、不安、切なさと、わが子への思いをシンプルな言葉でつづった絵本。原書『Someday』はニューヨークタイムズのベストセラーとなり、20言語以上で翻訳されています。3人の子育てを経験したアリスン・マギーさんは「どんなに大変で、つらい気持ちでいっぱいいっぱいになってしまっても、たとえ孤独に駆られてしまったとしても、あなたは一人じゃない」とメッセージを送ります。

益田ミリさんの絵本「はやくはやくっていわないで」
 このタイトルを見ただけで、「ドキッとする」人もいるはず。子どもについ言ってしまう「はやく、はやく!」。子どもだけでなく、大人もスピードが求められる世の中で、「なにをこんなに急いでいるんだろう」と気づかせてくれる一冊です。