1. HOME
  2. 岡崎琢磨『貴方のために綴る18の物語』先行公開
  3. 岡崎琢磨『貴方のために綴る18の物語』 縁 【先行公開#7】

岡崎琢磨『貴方のために綴る18の物語』 縁 【先行公開#7】

『貴方のために綴る18の物語』催眠【先行公開#6】はこちら

6. 縁

「おーい、もっとゆっくり行こうぜ……」

 弱音を吐きながら、いかにも重そうに片足を持ち上げるユウジの背中を、アサカが叩いた。
「もう、あんた男でしょ。だらしない」
 一方で、ミユキはそんなユウジの腕を横から支え、ペットボトルを差し出す。
「ユウジくん、大丈夫? お水、飲む?」
「サンキュ。助かるよ」
「ミユキ、そんなやつに優しくする必要ないって。ただの二日酔いなんだから」
 呆れながら言うアサカの横で、スズコが彫刻のような笑みを浮かべてつぶやいた。
「ユウジくん……かわいい」
 石段の両脇の斜面にはご神木とでも言うべき巨木が並び立ち、生い茂った葉の隙間からは夏の陽射しが降り注いでいた。
 とある神社の鳥居をくぐり、ユウジたちは拝殿を目指して長い石段を上っている最中である。
 彼らの出会いは一ヶ月前の梅雨の時期、元々付き合いのあったユウジとアサカが、それぞれの友人に頼まれる形で催した合コンの席だった。男女三人ずつ計六人で開かれたその会は、メンバーの波長が合ったのか異様な盛り上がりを見せ、またみんなで集まりたい、せっかくなら一泊で温泉旅行にでも行きたい、とトントン拍子に話が膨らんだ。その結果、温泉に入るのにはさほど適しているわけでもない真夏に、こうして旅行が実現したのである。
 その道中、この神社に行こうと提案したのは女性陣だった。恋愛成就のパワースポットがある、せっかくなら立ち寄りたい、と主張したのだ。合コンに参加していたことからもわかるように、旅行の計画が持ち上がった段階で、六名の参加者全員に正式な恋人はいなかった。
 ユウジ以外の二人の男、マサキとサトシは、軽やかな足取りでさっさと石段を上ってしまった。ユウジはアサカからも指摘されたように、旅行が早朝出発であることをわかっていながら、前夜に深酒してしまったため、睡眠不足と二日酔いを引きずっていた。時刻は午前十一時、日がかなり高くなってきた時間帯のことである。
「それにしても、何で縁切り神社なんかに行くんだ? 恋愛成就のパワースポットって聞いてたのに、正反対じゃないのか」
 ミユキがくれた水を一口飲んだあとで、ユウジは疑問を呈する。マサキが運転する行きの車中で、女性陣が神社の基本情報について話すのを、ユウジは助手席で聞いていた。
「あんた、何も知らないのね。縁切りっていうのは、縁結びとセットなのよ」
 アサカが解説する。
「悪縁を断ち切り、良縁を結ぶ。ここの神社は、そのどちらにも絶大なご利益があるということで、恋愛成就のパワースポットとして有名なの」
「あたしたち、前から行ってみたいって話してたんだよね。念願叶ってうれしいよ。これも、あの合コンのおかげだね」
 ミユキに感謝され、ユウジは苦笑した。
「別に、女の子だけで来たってよかったじゃないか。三人は前から仲よかったんだろ?」
 アサカとミユキとスズコは、同業種の会社が複数集まって開催された交流会の場で意気投合した三人だった。付き合いは一年ほどになるし、三人で食事をすることもしばしばだったが、別々の会社に勤務していて休みを合わせづらかったせいもあり、これまで一緒に旅行したことはなかった。一方の男性陣は、全員が同じ大学の同期だ。
「こういうことは、きっかけが大事でしょう。わたしたち、車の運転には慣れてないし」
 スズコの声は真夏の炎天下でも涼しげだ。ユウジは額の汗を拭って言う。
「そういうもんかねえ。ま、野郎だけで温泉に行こうなんて話にはならないから、こっちこそ女子のおかげって感じだけどさ」
「あんた、本気でそう思ってるなら、旅行の前日くらい酒の量を抑えられないわけ?」
「いやあ、ゆうべは思いがけず盛り上がっちまって……」
「拝殿が見えてきたよ。ユウジくん、あと一息がんばって」
 ミユキに肩を支えられ、ユウジは長い石段の最後の一段に足をかけた。
 すぐ正面に、立派な拝殿が鎮座していた。左手には社務所が、右手には手水舎が見える。拝殿の手前に、サトシが腰に手を当てて立っていた。隣にはマサキの姿もある。
「遅いよ、おまえら。おれたち、もうとっくにお参り済ませたぞ」
「そんなに急かすなよ。せっかくの旅行なんだし、のんびり行こうじゃないか」
 ユウジはサトシの非難をあしらい、手水舎に向かった。女性陣もついてくる。左手を洗い、右手を洗い、水を口に含む勇気はなかったので、柄杓(ひしゃく)の柄を洗って戻した。
 拝殿の参拝スペースは横に広く、四人が並ぶ余裕があった。ユウジが中央の鈴緒の前に立ち、右側にミユキが、左側にスズコとアサカが立つ。めいめいお賽銭(さいせん)を投げたあとでユウジが代表して鈴を鳴らし、二礼二拍手をおこなった。
 四人がいっせいに拝む。口には出さないが、それぞれが頭の中で願いごとを思い浮かべ始めた――

 ミユキのスマートフォンにユウジからのメッセージが届いたのは、合コンの翌日のことだった。
〈次は二人で飲みにいかない?〉
 合コンの席で三人の男性を目にした瞬間から、ミユキはユウジに好感を抱いていた。ユウジしか眼中になかったと言っていい。だから彼からの連絡は願ったり叶ったりだった。
 自信はあった。女性陣の中ではもっとも見た目に気を遣い、男性好みに振る舞えているのは間違いなかったからだ。実際、男性陣からは自分にばかり本気の質問が来るのを感じていたが、ミユキはユウジに返事をするときだけ声のトーンを少し上げた。
 ユウジからの誘いのメッセージに、ミユキはただちに了承の返信をした。だが、日程を摺り合わせる段階でつまずいた。恋人が欲しくてさまざまな予定を入れていたことがあだとなって、近々だとユウジと会えそうな日がなかったのだ。残念だったが、すぐに温泉旅行の件が持ち上がり、その日程が決まったので、慌てる必要はないかと思い直した。旅行のあいだにユウジとの距離をしっかり詰め、後日あらためて二人で会った際に交際まで持ち込めばいい。二人きりで会いさえすれば、ユウジを意のままに動かすことなど容易いだろう、とミユキは考えていた。
 旅行までの期間、ミユキは毎日ユウジとメッセージのやりとりを続けた。彼からの返信がなくても、翌朝には必ずこちらから〈おはよう〉と送った。ユウジの話には何でも興味があるかのように反応し、彼の冗談にはちゃんと笑ってあげて、何かにつけて彼のセンスに賛辞を贈った。男性が基本的に女性に話を聞いてほしがっていることも、女性から褒められたときに自分に対してだけはお世辞ではなく本心だと感じるらしいことも、ミユキは過去の経験から知っていた。彼女にはこれといって趣味や詳しい分野がなく、提供できる話題は少なかったが、だからこそ聞き手に回ることには抵抗がなく、自分とのやりとりをユウジは楽しんでくれているはずだ、と確信できた。
 そうして今日の旅行においても、ミユキは絶えずユウジに愛嬌を振りまき、ますます気に入ってもらえるように全力を尽くしている。彼が二日酔いでやってきたのは誤算だったが、気遣うことでポイントを稼げるのでむしろ好都合だととらえた。これからもタイミングを見計らって栄養ドリンクなどを差し出し、彼に元気になってもらいたいと思っている。
 神社の拝殿で合掌して目を閉じる直前、ユウジが何を願うのか気になり、ミユキは左にいる彼のほうをちらと見た。すると、その奥で先に拝み始めたスズコとアサカの姿が視界に入った。
 彼女たちは、ユウジのことをどう思っているのだろう。
 合コンのあとで一度、女三人だけで集まったのだが、アサカが開口一番「せっかく来てくれたのにいいメンバーを集められなくてごめん」と謝ったので、何となく特定の男性を持ち上げることがはばかられ、ほかの二人の本心については確かめられずじまいになっていた。その点において腹を割って話せるほどには、三人の仲は深まっていなかった。
 アサカは以前からユウジと知り合いで、確か何かの飲み会で一緒になり打ち解けたと話していた。二人の関係性を見る限り、お互いを異性として意識している様子はない。もし自分が男だったら、男勝りなところのあるアサカは友達としては愉快でも、異性としては魅力を感じないだろう。万が一ユウジを奪い合うライバルになったとしても、負ける気はしなかった。というか、ユウジをほかの女性に渡したくないのであれば、そもそも合コンなどセッティングしないはずだ。
 スズコはどうか。出会ったころから、彼女は考えの読めない女性だった。もしかすると、ユウジのことを憎からず思っているかもしれない。先ほども二日酔いで弱ったユウジを見て、かわいいなどとつぶやいていた。だが、考えが読めないというのは感情表現が不得手ということでもある。ミユキのように打算的に動いてユウジに好かれようとすることは、スズコにはできないであろう。そのミステリアスな雰囲気に惹かれる男性もいるとは思うが、よーいドンで競った場合に、自分のほうが優位に立つのは難しくなさそうだ。
 何よりも、自分にはユウジから誘いのメッセージが来たという強力なアドバンテージがある。少なくとも合コンの時点では、彼は確実に自分を気に入ってくれていたのだ。
 大丈夫だ。四月に前の彼氏と別れて以来、ろくな男と出会わなかったが、この恋はきっとうまくいくはず。そのために、この神社までやってきた。
 ミユキは閉じたまぶたに力を込め、祈る。
 ――お願いします、縁結びの神様。どうか、ユウジと付き合えますように……。

 いまさら縁結びの神様にお願いすることなんて何もない。そう、スズコは思っていた。
 合コンの席で、彼女はユウジに惹かれた。整った見た目と洗練されたコミュニケーションに加え、ときおりのぞく彼の稚気が心をくすぐった。ほかの男性には一切配慮せず、スズコはユウジに熱い視線を送り続けた。
 合コンが終わって解散した直後に、二人で会いたいとユウジにメッセージを送った。出会いの場では目立つ行動を避けながら、事後に情熱的な一面を見せるこのやり方は、往々にしてうまくいった。どうも男性は女性のギャップに弱いらしい。自分だけに本性を見せてくれる、と思い込むらしいのだ。
 案の定、ユウジからは〈いいよ。いつにする?〉と返信が来た。スズコはユウジに合わせると伝え、彼が日程を提示してくると、すでに決まっていた予定をキャンセルして会いに行った。むろん、その事実も彼に話した。ほかの誰よりもユウジと会うことのほうが重要なのだ、とアピールするために。
 二人での食事は楽しかった。スズコは口数が少ないながらも、占いが趣味であることやよくマイナーな美術館に出かけること、フェレットを飼っていることなど、自分に関する情報をさりげなく会話の中に盛り込んだ。男性はミステリアスな女性に弱いから、彼の好奇心を刺激することができれば、それがいずれ好意に変わるだろうと踏んだ。ユウジはスズコの話をおもしろがったあとで、「オレ、自分ってものがない女の子には魅力を感じないんだよね。無趣味だったり、自分の話を全然しなかったり、そういう子と一緒にいてもつまんないじゃん」と言った。スズコが「それ、誰のこと?」と訊くとユウジは笑ってごまかしたが、彼がミユキを思い浮かべているのは容易に察せられた。
 二人きりでの初めての食事では何も起きなかったが、帰り際に二度めの約束を取りつけた。二度めの夜、キスをしたがったユウジに、スズコは「付き合ってくれるならいいよ」と言った。重い女と思われる危険もあったが、身持ちがいいと信じさせることを優先した。
 ユウジは一瞬面食らったようになりながらも、「オーケー。付き合おう」と返してくれた。都会の高層ビルにはさまれた薄暗い路地で、二人は初めてのキスをした。ユウジは体の関係を求めていることを隠さず、その純粋さすらもスズコは微笑ましく感じつつ、「次のデートまで待って」とじらした。これでまた、彼の頭の中は自分でいっぱいになるはずだ。
 スズコは幸せだった。ユウジのような素敵な男性が、自分の彼氏になってくれた。このまま彼と結婚し、彼の子供を産み、死ぬまで彼と一緒に過ごす。出会ったばかりなのに、不思議とそれが当たり前に現実になるような気がしていた。運命の相手とは、わたしたち二人のような関係を指すのだろう。
 アサカとミユキには、ユウジと付き合っていることをまだ打ち明けていない。先に公表するとまわりに気を遣わせてしまって旅行を楽しめなくなりそう、とユウジが主張したからだ。じれったい気持ちもあったが、スズコは彼の意見を受け入れた。何しろ自分たちは付き合っているのだ。焦ることはない。
 今日も自分たちの交際を知らないミユキがユウジの気を引こうと苦心しているのを、スズコは余裕の笑みでながめることができた。気の毒だけど、いくらミユキががんばったところで、ユウジはもうわたしのもの。彼はわたしにすっかり夢中で、ほかの女になんて見向きもしない。
 だから、いまさら縁結びの神様にお願いすることなんてないのだけれど。それでもあえて、願うなら。
 スズコは手を合わせ、弾む心で唱える。
 ――お願いします、縁結びの神様。どうかこの先もずっと、ユウジと一緒にいられますように……。

 合コンから一週間後、アサカはセミダブルのベッドの上で、一糸まとわぬ姿でユウジに腕枕をされていた。
 アサカがユウジと出会ったのはおよそ三ヶ月前、高校の同級生に誘われて行った飲み会の場でのことだった。各自が好きに友達を誘って集まる、取り立てて目的のない会で、アサカも同級生への義理立てが半分で参加したに過ぎなかったから、まさかそこで自分の日常を一変させる相手に出会うとは予想だにしなかった。
 席が隣になったユウジのことを、アサカは初め、外見はいいがチャラそうな男だ、くらいにしか思わなかった。これまでの人生において、ほとんど関わったことのない人種だった。彼女は生来気が強く、男性に媚びることは決してなかったので、たまに男性に言い寄られる機会があっても、えてして相手は女性をリードしようなんて考えも及ばないといった不器用そうな男性ばかりで、ユウジのような女性慣れしたタイプが近づいてくることはなかった。
 なのにどういうわけかこの晩、ユウジはアサカに何度もちょっかいをかけてきた。ニヤニヤしながらからかってきたり、しつこく恋愛の話を振ってきたりするのだ。最初のうちは冷淡にあしらうだけだったアサカも、二人の掛け合いが徐々に周囲に笑いを巻き起こすようになると、きわめて意外だがもしかすると自分はこの男性と相性がいいんじゃないか、と思い始めた。
 その日の飲み会終わり、ユウジから「二人だけで飲み直そう」と耳元でささやかれた。めったにないことで、一も二もなく承諾した自分が信じがたかった。ユウジがタクシーで連れていってくれたバーは瀟洒(しょうしゃ)で、カウンター席で先ほどまでとはまったく違う大人びた横顔を見せるユウジに、アサカはますます心をつかまれた。一時間ほどで店を出ると、ユウジが近くのホテルの部屋を取ってある、と言った。アサカはユウジに手を引かれ、生まれて初めて、出会ったばかりの男性とその日のうちに関係を持った。
 以来、ユウジとは二週間に一回の頻度で会い、そのたびに寝た。正式に付き合うという話はどちらからも出なかった。アサカは、本音を言えばユウジと恋人になりたかったが、彼の本心を確かめるのが怖かった。面倒くさい女だと思われて捨てられるくらいなら、いまの曖昧な関係を続けたほうがマシだった。
 ぴたりとくっついたユウジの体から心地よい体温が伝わるのを感じながら、アサカはふと疑問に思ったことを口にする。
「ねえ、どうしてあの晩、私を口説いたの?」
 ユウジは笑い混じりに答える。
「どうしてって? アサカのこと、かわいいと思ったからだよ」
「嘘。私よりかわいい子なんていくらでもいるもん。私、ユウジに色目使ったりしなかったし」
「そうだなあ……」
 ユウジは腕枕を解き、両手を自分の頭の下に置いた。
「オレ、アサカみたいにさっぱりした女の子が好きなんだよね。いかにも《女子力高いでーす》みたいな、変に気を遣ってくる女は苦手。そういうのってたいてい頭空っぽで、会話しててちっとも楽しくないし」
「もしかしてそれ、ミユキのこと言ってる?」
「さあ、どうかな」
 二人で笑い合う。
「あと、陰気で重いオタク女もだめだな。ちょっと優しくしただけですぐ付き合ってほしいとか、勘弁してくれよって思っちゃう。こっちは全然興味ないのに、自分の話ばかりしてきたりさ」
「あー。スズコがまさしくそういうタイプだね」
「オレはさ、何よりも会話の波長が合う相手が好きなの。アサカはその点、男にも遠慮がなくて楽しいなって感じたんだよ。それに」
「それに?」
「会話の相性がいい相手とは、体の相性だっていいに決まってる」
 もう、と言ってアサカはユウジの腕をはたく。その腕に、すぐさましがみついた。
「安心した」
「何が?」
「合コンでほかの子に目移りしてたらどうしようかと不安だった」
「バカだなあ。言ったろ、あの合コンはあくまでもマサキとサトシに頼まれたから仕方なくセッティングしてやっただけで、オレが好きなのはアサカただひとりだって」
「そうだよね。うれしい。私もユウジ一筋だよ」
 そして二人はキスをする。人前では照れくさくて、ついユウジにも乱暴に当たってしまうけれど、二人きりだと素直でいられる。そんなときの自分が、アサカは好きだった。
 この温泉旅行にも、本当は二人で行けたらよかったのだが、ほかのメンバーがいたからこそ実現したことでもあるので、贅沢は言わないと決めていた。二日間、ユウジと一緒にいられる。それだけでじゅうぶん幸せだ。
 だけど、もしも旅行中、二人きりになれるシチュエーションがあったら……。
 そのときはきっと、今度こそユウジのほうから、交際を申し込んでくれるんじゃないか。
 そんな予感を胸に秘め、アサカは懇願する。
 ――お願いします、縁結びの神様。ユウジがいつまでも、私のものでいてくれますように……。

 一方そのころ、ユウジもまた、神社の拝殿で女性たちと並んで手を合わせ、願いごとを強く念じていた。
 ――お願いします、縁切りの神様。ゆうべの飲み会でやっと本命にしたい女性と出会えたので、ここにいる三人全員と速やかに縁が切れますように……。


~最低! どうかこの男にバチが当たりますように。~



6つの短編を読み終えた美織は、この奇妙な仕事を持ちかけた老紳士に会うため再び喫茶店へ向かいます。続きは以下からお楽しみください。

『貴方のために綴る18の物語』 Sunday 【先行公開#8】