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「家康の正妻 築山殿 悲劇の生涯をたどる」 好書好日メルマガ読者5人にプレゼント

平凡社新書『家康の正妻 築山殿 悲劇の生涯をたどる』書影(左)と筆者の黒田基樹さん(右)

 徳川家康の正妻、築山殿の生涯を解き明かす黒田基樹著『家康の正妻 築山殿 悲劇の生涯をたどる』(平凡社新書)が、大河ドラマ「どうする家康」によって注目を集めています。

 築山殿は、今川家御一家衆・関口氏純の娘で、従属国衆・松平元信(徳川家康)の最初の妻。家康の長男で最初の嫡男であった信康の母でもあります。

築山殿肖像(西来院蔵)

「どうする家康」では有村架純さんが演じ、家康との仲睦まじい様子も描かれています。しかし史実では長く別居を続けた果てに家康に殺害されたとされており、そのことが築山殿の生涯における最大の謎となっています。嫡男信康もまた同時に家康に殺害されています。

 本書では、「築山殿事件」「築山殿・信康事件」あるいは「信康事件」などとも呼ばれるこの事件について、信頼に足る後世史料を丹念に読み解き、その実態と築山殿の死の真相を探ります。

 本書と対比することで、「どうする家康」をより深く楽しむことができるでしょう。

じんぶん堂では、本書の「はじめに」の抜粋を公開しています。
徳川家康最初の妻がたどった生涯とは…。築山殿の死までの経緯を探る

目次
はじめに
第一章 築山殿の系譜と結婚
第二章 駿府から岡崎へ
第三章 家康との別居
第四章 岡崎城主・信康
第五章 信康事件と築山殿の死去
あとがき
主要参考文献

『家康の正妻 築山殿 悲劇の生涯をたどる』を、好書好日メルマガ読者5人にプレゼントします(応募にはメルマガの登録が必要です。応募フォームから登録できます)。締め切りは2023年4月7日正午まで。

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