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「にっぽん氷の図鑑 Best50」 猛暑にひんやりしたい人へ

かき氷好きから「聖地」と呼ばれる埼玉・熊谷の「慈げん」。右は「ミルクココア」、左は「黒みつきなこクリーム」

 明日7月25日は、「7(な)2(つ)5(ご)おり」の語呂合わせにちなみ、「かき氷の日」。
猛暑が続く日々には、見ているだけで口の中がひんやり、あるいは頭がキーンとしてきそうな、かき氷の図鑑で涼をとってみるのも一興です。

 「にっぽん氷の図鑑 Best50」は、映像プロデューサーでかき氷広報家を名乗る原田泉さんが全国のかき氷を食べ歩いてまとめた「にっぽん氷の図鑑」(2015年)をもとに、新たなかき氷店を加えて再編集したもの。変わらぬ名店から、かき氷界のニューカマーまで幅広く網羅し、クラシックなかき氷とモダンなかき氷の両方を目で楽しむことができます。

 かき氷店のガイドブックとしてももちろん重宝しますが、本書の最大の魅力はビジュアルのインパクト。映像プロデューサーという職業柄、絵づくりが得意なのか、どのかき氷の写真も実に美味しそうに仕上がっています。

かわいいジュニアゴーラーたちが集まるのは、大阪の「野口商店」。色とりどりのシロップは、かき氷の王道
かわいいジュニアゴーラーたちが集まるのは、大阪の「野口商店」。色とりどりのシロップは、かき氷の王道

 ちなみに、かき氷愛好家のことを親しみを込めて「ゴーラー」と呼ぶんだそう。
厳しい暑さが続く夏、本書を片手にあなたもゴーラーデビューしてみてはいかがでしょうか?