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更新日:2017年08月13日2017年08月06日2017年07月30日

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2017年08月13日

死後の世界―東アジア宗教の回廊をゆく [著]立川武蔵

死後の世界―東アジア宗教の回廊をゆく [著]立川武蔵

■私はどうなる? 知りたくて  死者を身近に感じながらの生活や創作は僕にとっては必須条件です。ここが自分の終(つい)の棲家(すみか)と信じ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年08月13日
[ジャンル]歴史 人文

シュレーディンガーの猫を追って [著]フィリップ・フォレスト/原理―ハイゼンベルクの軌跡 [著]ジェローム・フェラーリ

シュレーディンガーの猫を追って [著]フィリップ・フォレスト/原理―ハイゼンベルクの軌跡 [著]ジェローム・フェラーリ

■量子力学が生んだ文学的想像力  量子力学をテーマとした仏小説の翻訳が相次いで出版された。不確定性原理を基礎とする量子力学は、半導体などに………[もっと読む]

[評者]佐伯一麦 (作家)
[掲載]2017年08月13日
[ジャンル]文芸

セレンゲティ・ルール―生命はいかに調節されるか [著]ショーン・B・キャロル

セレンゲティ・ルール―生命はいかに調節されるか [著]ショーン・B・キャロル

■あの秘密知らないと絶滅するぞ  どうぶつ村は大さわぎ。  「ついにニンゲンが⊥の秘密に気づき始めたぞ」  「なんと、あの⊥か」  「そう………[もっと読む]

[評者]山室恭子(東工大教授)
[掲載]2017年08月13日
[ジャンル]科学・生物

ライト兄弟―イノベーション・マインドの力 [著]デヴィッド・マカルー

ライト兄弟―イノベーション・マインドの力 [著]デヴィッド・マカルー

■発明には「がまん」が必要なのだ  この本を読まずしてイノベーションを語るなかれ。人類初の動力飛行に成功したライト兄弟の本格的な伝記である………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2017年08月13日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

血のいろの降る雪―木原孝一アンソロジー [著]木原孝一 [編]山下洪文

血のいろの降る雪―木原孝一アンソロジー [著]木原孝一 [編]山下洪文

 22歳の時、初の詩集を北園克衛に託し建築技師として戦時下の硫黄島に渡った木原は1945年2月、病のため内地に帰還した。翌3月、硫黄島守備隊………[もっと読む]

[評者]椹木野衣 (美術評論家)
[掲載]2017年08月13日
[ジャンル]文芸

地球は本当に丸いのか?―身近に見つかる9つの証拠 [著]武田康男

地球は本当に丸いのか?―身近に見つかる9つの証拠 [著]武田康男

 学校には丸い地球儀があり、図鑑を開けば宇宙から捉えた丸い地球の写真が載っている。私たちは肉眼で地球を外側から確認したこともないのに、自然に………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2017年08月13日
[ジャンル]科学・生物

戸籍と無戸籍―「日本人」の輪郭 [著]遠藤正敬

戸籍と無戸籍―「日本人」の輪郭 [著]遠藤正敬

■籍に捉われず生きられる社会を  「無戸籍」とは、著者によれば4通りに分類できるそうだ。記載されるべき戸籍に記載されていない、もともと戸籍………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2017年08月13日
[ジャンル]社会

「維新革命」への道―「文明」を求めた十九世紀日本 [著]苅部直

「維新革命」への道―「文明」を求めた十九世紀日本 [著]苅部直

■商業の自由の擁護が原動力に  明治維新をもって日本の近代がはじまる。本書はこの「断絶」のイメージを払拭(ふっしょく)する。  本書によれ………[もっと読む]

[評者]齋藤純一(早大教授)
[掲載]2017年08月13日
[ジャンル]歴史

2017年08月06日

土偶界へようこそ-縄文の美の宇宙 [著]譽田亜紀子

土偶界へようこそ-縄文の美の宇宙 [著]譽田亜紀子

■造形美、かきたてる想像力  縄文のビーナスって知ってますか? 国宝土偶の第一号である。知らないという人、こっちにいらっしゃい。いや、実は………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東大教授)
[掲載]2017年08月06日
[ジャンル]歴史 人文

カストロの尻 [著]金井美恵子

カストロの尻 [著]金井美恵子

■芥川的で谷崎的な快楽を味わう  金井美恵子の新作は、谷崎潤一郎や後藤明生らの文章を引用しながら「小説家の『幸福』」について書くエッセイか………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2017年08月06日
[ジャンル]文芸

「大衆」と「市民」の戦後思想-藤田省三と松下圭一 [著]趙星銀

「大衆」と「市民」の戦後思想-藤田省三と松下圭一 [著]趙星銀

■社会の民主的成熟に向けて議論  藤田省三と松下圭一は、戦後間もなく丸山眞男のもとで学び、1950年代後半から80年代にかけて民主主義をめ………[もっと読む]

[評者]齋藤純一(早大教授)
[掲載]2017年08月06日
[ジャンル]政治 社会

歴史の逆襲-21世紀の覇権、経済格差、大量移民、地政学の構図 [著]ジェニファー・ウェルシュ

歴史の逆襲-21世紀の覇権、経済格差、大量移民、地政学の構図 [著]ジェニファー・ウェルシュ

■市民の奮起で不平等の是正を  ポスト冷戦の現代史は、「民主主義」の激しい盛衰の物語といっていい。  冷戦の終結と共に、社会理念の進化も終………[もっと読む]

[評者]立野純二(本社論説主幹代理)
[掲載]2017年08月06日
[ジャンル]歴史 政治

Mr.トルネード-藤田哲也 世界の空を救った男 [著]佐々木健一

Mr.トルネード-藤田哲也 世界の空を救った男 [著]佐々木健一

■原爆調査から航空機事故防止へ  旅客機の離着陸は、いつも緊張する。過去に多くの墜落事故が起きたのを知っているからだ。元凶となったのがダウ………[もっと読む]

[評者]椹木野衣 (美術評論家)
[掲載]2017年08月06日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

ほじくりストリートビュー [著]能町みね子

ほじくりストリートビュー [著]能町みね子

■言葉にできない気になる風景  観光地でもなんでもない街角でふと、あ、この場所いい、と思うことがある。それは必ずしも一般に美しいとされる景………[もっと読む]

[評者]宮田珠己(エッセイスト)
[掲載]2017年08月06日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能

囚われの島 [著]谷崎由依

囚われの島 [著]谷崎由依

 謎めいた小説だ。第一部と第三部は現在の東京が、第二部は昭和初期の京都府丹後地方にあるとおぼしき村が主な舞台となっている。第一部、第三部と第………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2017年08月06日
[ジャンル]文芸

男尊女子 [著]酒井順子

男尊女子 [著]酒井順子

 14年前、『負け犬の遠吠(とおぼ)え』で30代独身女性の生態を活写した酒井順子さんのジェンダー論である。  男尊女子とは〈女は男を立てるも………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子 (文芸評論家)
[掲載]2017年08月06日
[ジャンル]人文 社会

2017年07月30日

すごい物理学講義 [著]カルロ・ロヴェッリ/ジョルジュ・ペレック―制約と実存 [著]塩塚秀一郎

すごい物理学講義 [著]カルロ・ロヴェッリ/ジョルジュ・ペレック―制約と実存 [著]塩塚秀一郎

■規則の果てに生まれる独創性  世の中には法則がある。  自然法則であれば、自分でつくることはできないから、発見するということになる。理由………[もっと読む]

[評者]円城塔  (作家)
[掲載]2017年07月30日
[ジャンル]文芸 科学・生物

間取りと妄想 [著]大竹昭子

間取りと妄想 [著]大竹昭子

■見取り図に浮かぶ心のさざ波  同じ間取りの家が一カ所に集まる団地で人生の大半を過ごした私は、間取りがそこに住む人々の意識を規定することに………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2017年07月30日
[ジャンル]文芸

樹木たちの知られざる生活―森林管理官が聴いた森の声 [著]ペーター・ヴォールレーベン/森林業―ドイツの森と日本林業 [著]村尾行一

樹木たちの知られざる生活―森林管理官が聴いた森の声 [著]ペーター・ヴォールレーベン/森林業―ドイツの森と日本林業 [著]村尾行一

■適材適所へ生態学的健康維持を  木や森は、人間にとってどこか理解しがたい存在だ。ところが『樹木たちの知られざる生活』を読むと、木にも私た………[もっと読む]

[評者]椹木野衣 (美術評論家)
[掲載]2017年07月30日
[ジャンル]政治 科学・生物 社会

アルカイダから古文書を守った図書館員 [著]ジョシュア・ハマー

アルカイダから古文書を守った図書館員 [著]ジョシュア・ハマー

■荷車や川船で検問抜けた「国宝」  アルカイダ系イスラム武装勢力がアフリカのマリ北部を支配した2012〜13年、焼損の危機にあった貴重な古………[もっと読む]

[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2017年07月30日
[ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝

ぐるぐる♡博物館 [著]三浦しをん

ぐるぐる♡博物館 [著]三浦しをん

 三浦さんが博物館に足を踏み入れる。「ほえー」と感嘆し、「うーむ」と唸(うな)り、「あのねあのね」と興奮してにじり寄ってくる。一言でいえば、………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東大教授)
[掲載]2017年07月30日
[ジャンル]文芸 アート・ファッション・芸能

動物奇譚集1・2 [著]アイリアノス

動物奇譚集1・2 [著]アイリアノス

■蟹や羊の伝承がいざなう遠い旅  生きている間に出会う人間が限られているのと同様、接する機会のある人間以外の生き物もまた限られている。これ………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2017年07月30日
[ジャンル]文芸

隷属なき道―AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働 [著]ルトガー・ブレグマン

隷属なき道―AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働 [著]ルトガー・ブレグマン

■自由に使える金が給付されたら  もし政府が国民に無条件で一律に生活に必要な資金を支給し続ける制度を開始したら、あなたは今後も働き続けるだ………[もっと読む]

[評者]加藤出 (東短リサーチチーフエコノミスト)
[掲載]2017年07月30日
[ジャンル]政治 経済 社会

ちいさな国で [著]ガエル・ファイユ

ちいさな国で [著]ガエル・ファイユ

 人は、なぜ、争うのだろう。なぜ、憎み合うのだろう。誰も幸せにならないのに。そんなことはみんなわかっているのに。  著者はフランスの詩人、ラ………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2017年07月30日
[ジャンル]文芸

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