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朝日新聞に掲載されたものを中心にした出版関係のニュースです。

主人公はいない、内面も書かない 辻原登「籠の鸚鵡」

主人公はいない、内面も書かない 辻原登「籠の鸚鵡」

 この小説には、主人公がいない。辻原登さんの新刊『籠の鸚鵡(おうむ)』(新潮社)は、4人の男女の欲望が複雑に絡み合う犯罪小説。暴力と性と金をめぐってもつれ合う人々を通して、描こうとしたものは何なのか。  実際にあった二つ………[もっと読む]

[掲載]2016年11月02日

やさしい憲法今こそ 制定尽力の学者著書60年ぶり復刻

やさしい憲法今こそ 制定尽力の学者著書60年ぶり復刻

 日本国憲法の制定にかかわった憲法学者が子どもたち向けに憲法の大切さなどをつづった本が今月、60年ぶりに復刻された。11月3日で憲法公布から70年。戦争の犠牲のうえに生まれた憲法に託した思いが、やさしい語り口でよみがえる………[もっと読む]

[掲載]2016年10月31日

大佛次郎研究会の発表会

大佛次郎研究会の発表会

 11月12日午後2時半から、横浜市中区山手町の神奈川近代文学館ホールで。講演(1)「素顔の大佛次郎」加藤隆氏▽大佛作品の朗読▽講演(2)「戦時下、大佛次郎の文学」石川巧氏。先着200人、500円。問い合わせは大佛次郎記………[もっと読む]

[掲載]2016年10月30日

日本戯曲大事典

日本戯曲大事典

 明治から現在までの150年間に発表・上演された1万本を超える戯曲を、約1千人の劇作家別に紹介した『日本戯曲大事典』が白水社から刊行された。井上ひさし氏が発案し、遺志を受け継いで編まれた。人名・作品の索引のほか、代表的な………[もっと読む]

[掲載]2016年10月30日

治安維持法の教訓 権利運動の制限と憲法改正

治安維持法の教訓 権利運動の制限と憲法改正

 ハンセン病問題を通して人権と向き合ってきた内田博文・神戸学院大学教授(刑事法学)が『治安維持法の教訓 権利運動の制限と憲法改正』(みすず書房)を出版した。現在の政治・社会状況に危機感を持つ著者が、治安維持法の制定と運用………[もっと読む]

[掲載]2016年10月30日

田中角栄「英雄視」に違和感 服部龍二・中央大教授著書

田中角栄「英雄視」に違和感 服部龍二・中央大教授著書

 ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されてから40年。中央大の服部龍二教授(日本政治外交史)が、『田中角栄 昭和の光と闇』(講談社現代新書)を出した。最近の「角栄ブーム」について「功罪相半ばの田中の功の方ばかりが注目さ………[もっと読む]

[掲載]2016年10月26日

(オススメ 編集部から)中国史の通念を破れ

(オススメ 編集部から)中国史の通念を破れ

 『逆転の大中国史』(文芸春秋・1674円)の著者、楊海英氏は日本国籍を取得した中国・内モンゴル出身の文化人類学者。チベットや新疆ウイグル同様、文革時代に同胞が「漢民族」に激しく弾圧された恐怖の記憶を持つという。それゆえ………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2016年10月23日

(舞台裏)「築地」お別れ出版のはずが…

(舞台裏)「築地」お別れ出版のはずが…

 約30年前から15年間、東京・築地市場を記録した写真家・本橋成一さんの写真集『築地魚河岸ひとの町』(朝日新聞出版・3456円)が刊行された。1988年に出した『魚河岸 ひとの町』(晶文社)では卸売りの、いわゆる「場内」………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2016年10月23日

ノーベル賞を語り合う 松浦寿輝さんと鴻巣友季子さん

ノーベル賞を語り合う 松浦寿輝さんと鴻巣友季子さん

 今年のノーベル文学賞は、米国のミュージシャンで作詞家のボブ・ディランさん(75)に決まった。文学の概念を広げる方向にかじを切りつつあるのはなぜなのか。世界文学の潮流を、作家で東京大名誉教授の松浦寿輝さんと翻訳家の鴻巣友………[もっと読む]

[掲載]2016年10月19日

「こち亀」全巻保存OK キンドルに「マンガモデル」

「こち亀」全巻保存OK キンドルに「マンガモデル」

 ネット通販大手のアマゾンジャパンは18日、電子書籍リーダー「キンドル・ペーパーホワイト」の「マンガモデル」を発表した。漫画数百冊を保存できる容量を確保。ページを速くめくれるようにし、漫画を読むのに最適な仕様にした。  ………[もっと読む]

[掲載]2016年10月18日

絵本に引きつけられた、40年前の「よあけ」との出会い

絵本に引きつけられた、40年前の「よあけ」との出会い

■絵本作家・みやこしあきこさん  小学生のころは漫画家になりたいと思っていました。アニメ「風の谷のナウシカ」のキャラクターをまねして描いては、友だちにばらまいていました。  漠然と絵を描く仕事がしたいと思っていた私が絵本………[もっと読む]

[掲載]2016年10月16日

アメリカ報道史

アメリカ報道史

 植民地時代から1990年代までを対象につづった『アメリカ報道史』(マイケル・エメリーほか著、大井眞二ほか訳)が松柏社から刊行された。副題は「ジャーナリストの視点から観(み)た米国史」。新聞、雑誌、書籍、放送、広告などに………[もっと読む]

[掲載]2016年10月16日

日本の現場―地方紙で読む2016

日本の現場―地方紙で読む2016

 地方紙の優れた連載・企画記事を集めた『日本の現場 地方紙で読む2016』(早稲田大学ジャーナリズム研究所編)が早稲田大学出版部から刊行された。10年版、12年版に続いて3冊目。神奈川新聞など18紙が協力。震災、憲法、高………[もっと読む]

[掲載]2016年10月16日

まぼろしの大阪テレビ

まぼろしの大阪テレビ

 1956年12月に大阪で最初に放送を開始した民放テレビ局「大阪テレビ」(OTV)。その開局から、朝日放送と合併するまでの約2年半の軌跡を描いた『まぼろしの大阪テレビ』(川崎隆章著)が東方出版から刊行された。大村崑氏や当………[もっと読む]

[掲載]2016年10月16日

(オススメ 編集部から) 数多くの文学賞 読書の手がかりにも

(オススメ 編集部から) 数多くの文学賞 読書の手がかりにも

 ボブ・ディランがノーベル文学賞に選ばれたことが話題になったばかりだが、世界には私たちがよく知らない文学賞が、まだまだたくさんあるらしい。  日本生まれの英国人作家カズオ・イシグロが受賞した「ブッカー賞」、あるいは村上春………[もっと読む]

[文]柏崎歓 [掲載]2016年10月16日

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