2010年03月28日の書評一覧

創るセンス―工作の思考 [著]森博嗣

創るセンス―工作の思考 [著]森博嗣

■想像力駆使して臨機応g変に楽しむ  アイザック・アシモフの「バイセンテニアル・マン」は自由を求めたロボットの物語だ。アンドリュウというそのロボットはある一家の手伝いとして購入されるが、なぜか木彫り………[もっと読む]

[評者]瀬名秀明(作家)
[掲載]2010年03月28日
[ジャンル]文芸 アート・ファッション・芸能 新書

ハンナ・アレントの政治理論―ハンナ・アレントと現代思想 アレント論集1・2 [著]川崎修

ハンナ・アレントの政治理論―ハンナ・アレントと現代思想 アレント論集1・2 [著]川崎修

■「危うさ」から目をそらさず考える  二十世紀の政治哲学者、ハンナ・アレント(最近多くなった発音表記では「アーレント」)についての研究書・概説書や、遺稿の訳書が、日本でも近年さかんに公刊されている。………[もっと読む]

[評者]苅部直(東京大学教授)
[掲載]2010年03月28日
[ジャンル]政治 人文

古書の来歴 [著]ジェラルディン・ブルックス

古書の来歴 [著]ジェラルディン・ブルックス

■修復が明かす500年  「紙の本」が無くなると言われる時代に、この稀覯(きこう)書を巡る歴史ミステリーはあえて書かれた。紙から電子媒体への移行は従容と受け入れるつもりの私だったが、やがてこんな小説………[もっと読む]

[評者]鴻巣友季子(翻訳家、エッセイスト)
[掲載]2010年03月28日
[ジャンル]文芸

集団人間破壊の時代―平和維持活動の現実と市民の役割 [著]サマンサ・パワー

集団人間破壊の時代―平和維持活動の現実と市民の役割 [著]サマンサ・パワー

■大量虐殺看過した米国の不作為批判  「二〇世紀は、アルメニア人、ユダヤ人、カンボジア人、クルド人、ボスニア人、またはツチ族であるという単なる理由から、死刑宣告を受けた世紀であった」。本書はこのよう………[もっと読む]

[評者]久保文明(東京大学教授)
[掲載]2010年03月28日
[ジャンル]政治 社会 国際

人間らしさとはなにか?―人間のユニークさを明かす科学の最前線 [著]マイケル・S・ガザニガ

人間らしさとはなにか?―人間のユニークさを明かす科学の最前線 [著]マイケル・S・ガザニガ

■「物語」の存在こそ人の証しか  なんとも大風呂敷な題名ではないか。答えはとても出そうにない。脳と心の謎を追うベテランの科学者が、自分自身の専門にとらわれず、さまざまな新知見を全編にちりばめた。  ………[もっと読む]

[評者]尾関章(本社論説副主幹)
[掲載]2010年03月28日
[ジャンル]人文 科学・生物

ボート [著]ナム・リー

ボート [著]ナム・リー

■核心は読者に委ね、読みごたえ  著者はベトナム生まれ、戦後の混乱を逃れ、ボートピープルとしてマレーシアへ、ついでオーストラリア・メルボルンに渡ってそこで育った。さらにアメリカのアイオワ大学で小説の………[もっと読む]

[評者]阿刀田高(作家)
[掲載]2010年03月28日
[ジャンル]文芸

グローバル中国への道程 [著]川島真ほか/高まる生活リスク [著]飯島渉ほか

グローバル中国への道程 [著]川島真ほか/高まる生活リスク [著]飯島渉ほか

■「問題群」の視角から中国を論ずる  中国という国は「何でもあり」の世界である。そこには最先端から原始的社会、富豪と極貧、大飢饉(ききん)と大豊作、また多様な言語と食生活などが同時に存在している。個………[もっと読む]

[評者]天児慧(早稲田大学教授)
[掲載]2010年03月28日
[ジャンル]政治 国際

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