2010年07月18日の書評一覧

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 [著]大鐘良一・小原健右

ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 [著]大鐘良一・小原健右

 ■必要な資質とは?意外な逆転も  遊園地のジェットコースターでも怖いんだから、子どものころから宇宙旅行にはあこがれたものの、宇宙飛行士なぞ望むべくもない。だからこそ、どんな人が宇宙飛行士を目指し、………[もっと読む]

[評者]四ノ原恒憲(朝日新聞記者)
[掲載]2010年07月18日
[ジャンル]科学・生物 ノンフィクション・評伝 新書

ペンギン・ハイウェイ [著]森見登美彦 

ペンギン・ハイウェイ [著]森見登美彦 

■未知なるものに分け入る少年  郊外に住む小学4年生の「ぼく」は、まだ海を見たことがない。なのに、街には突然ペンギンが出没する。どうやら歯科医院の「お姉さん」がその現象にかかわっているらしい……。 ………[もっと読む]

[評者]田中貴子(甲南大学教授)
[掲載]2010年07月18日
[ジャンル]文芸

内訟録 細川護熙総理大臣日記 [著]細川護熙 

内訟録 細川護熙総理大臣日記 [著]細川護熙 

■首相在任中に向き合った日々  首相経験者には在任時の回想記の公刊を義務づけるべきだ、と私は主張している。それが歴史的責任と考えるからだ。  細川政権は1993年8月からわずか8カ月間とはいえ、政治………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2010年07月18日
[ジャンル]政治 ノンフィクション・評伝

俺俺 [著]星野智幸著

俺俺 [著]星野智幸著

■承認されたい個、全体へと融解  傑作だ。  ファストフード店で隣の男の携帯電話を手に入れた俺(おれ)は、出来心でその本人になりすまし、持ち主の母親に振り込め詐欺を行う。しかし、その母親は俺を本当の………[もっと読む]

[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)
[掲載]2010年07月18日
[ジャンル]文芸

シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々 [著]ジェレミー・マーサー

シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々 [著]ジェレミー・マーサー

■パリの異邦人を異邦人が活写  カナダの事件記者だった作者がパリで住みついたのは、セーヌ川左岸に立つ風変わりな書店。貧しい作家にただで食事とベッドを与えるその書店とは、伝説の「シェイクスピア&カンパ………[もっと読む]

[評者]鴻巣友季子(翻訳家、エッセイスト)
[掲載]2010年07月18日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝

日本人と参勤交代 [著]コンスタンチン・ヴァポリス 

日本人と参勤交代 [著]コンスタンチン・ヴァポリス 

■地方と中央の相互交流  参勤交代といえば、「下にい、下にい」というかけ声とともにゆっくりと進む壮麗な大名行列で知られているが、それは、たとえば土佐藩の場合、四国山脈の高地を越えるような、長い苦しい………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2010年07月18日
[ジャンル]歴史

秘密諜報員(ちょうほういん)ベートーヴェン [著]古山和男

秘密諜報員(ちょうほういん)ベートーヴェン [著]古山和男

■恋文を装った政敵情報の通信文    音楽史上、もっとも論争のにぎやかな事件の一つに、ベートーヴェンの〈不滅の恋人〉問題がある。死後、ベートーヴェンの遺品の中から、三通の自筆書簡が出てきた。相手を〈………[もっと読む]

[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2010年07月18日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 新書

原節子 あるがままに生きて [著]貴田庄

原節子 あるがままに生きて [著]貴田庄

■光と美と活力をくれた大輪の花  今回は書評というより感想文です。原節子の「美」は僕の中ではグレタ・ガルボを凌(しの)いでいますね。彼女を撮ったどの監督も彼女の比類ない美しさを認めています。関係ない………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2010年07月18日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝

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