2010年10月24日の書評一覧

戦争と広告 [著]馬場マコト 

戦争と広告 [著]馬場マコト 

■戦意昂揚へ、なぜのめり込んだか  我々の生活は、広告に、日々浸されている。商品に限らない。選挙だって、いわばプロの手が入った“広告合戦”だ。  でも、その程度なら個人の判断で、無視もできるが、恐ろ………[もっと読む]

[評者]四ノ原恒憲(朝日新聞記者)
[掲載]2010年10月24日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝

封印―警官汚職 [著]津島稜 

封印―警官汚職 [著]津島稜 

■緊張感みなぎる組織と組織の対立  先般、郵便不正事件の無罪判決を発端に、大阪地検特捜部の失態と不祥事が、相次いで明らかになった。その真っただ中に、本書が刊行されたのは、単なる偶然だろうか。  本書………[もっと読む]

[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2010年10月24日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

鈴を産むひばり [著]光森裕樹 

鈴を産むひばり [著]光森裕樹 

■見慣れたモノが輝き放つ短歌集  《ドアに鍵強くさしこむこの深さ人ならば死に至るふかさか》    こんな短歌に出会って、えっ、と思う。私もドアに鍵を差し込んだことはある。その動作を今までに何万回繰り………[もっと読む]

[評者]穂村弘(歌人)
[掲載]2010年10月24日
[ジャンル]文芸

仏教と西洋の出会い [著]フレデリック・ルノワール

仏教と西洋の出会い [著]フレデリック・ルノワール

■チベットへの憧れ、「鏡」としての歴史     本書は、仏教が西洋においていかに受容されてきたかを古代・中世から包括的に考察するものである。その場合著者は、西洋人は仏教の理解を通して、実際は、自らの………[もっと読む]

[評者]柄谷行人(哲学者)
[掲載]2010年10月24日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝

我的日本語 [著]リービ英雄 

我的日本語 [著]リービ英雄 

■「言葉の杖」は一本ではない  人は誰しも言葉の杖(つえ)を掴(つか)んで生きる——韓国系芥川賞作家の故・李良枝(イヤンジ)はそう書いた。母(国)語と使用言語の間に全く分裂がないことは、世界的に見れ………[もっと読む]

[評者]鴻巣友季子(翻訳家、エッセイスト)
[掲載]2010年10月24日
[ジャンル]文芸 人文

写真のこころ [著]平木収 

写真のこころ [著]平木収 

■写真との出会い求める人に  まだ10代だった大学時代に、ぼくは平木収さんの写真史の授業を受けていた。旅に明け暮れていた学生時代にあって、まともに出席した数少ない授業の一つである。暗くなった教室でス………[もっと読む]

[評者]石川直樹(写真家・作家)
[掲載]2010年10月24日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝

ルポ 生活保護―貧困をなくす新たな取り組み [著]本田良一著 

ルポ 生活保護―貧困をなくす新たな取り組み [著]本田良一著 

■釧路の多様な支援策など報告  北海道釧路市は生活保護率が全国でも最上位に近い。この地に身を置く新聞記者が、自らの目に映る光景をもとに、日本の生活保護の実態と社会保障制度の現実をあぶりだしたのが本書………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2010年10月24日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝 新書

今夜は最高な日々 [著]高平哲郎著 

今夜は最高な日々 [著]高平哲郎著 

■こんな時代があったのだ  1980年代、土曜日の夜中を騒がせたテレビ番組があった。タモリがホスト役を務め、ゴージャスなゲストが毎回登場するバラエティー、その名も「今夜は最高!」である。80年代は評………[もっと読む]

[評者]田中貴子(甲南大学教授)
[掲載]2010年10月24日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝

ページトップへ戻る