HOME> 2010年12月05日の書評一覧
■文化を支える言葉の「旅」追って タイトルに「お笑い」の文字があるから、ふざけた本と思ってはいけない。何せ、以前自らの番組を使い、全国の「アホ」「バカ」という呼称の散らばりを調べ、柳田国男が「………[もっと読む]
[評者]四ノ原恒憲(朝日新聞記者)
[掲載]2010年12月05日
[ジャンル]人文 社会
■中国という「意味空間」形成の歴史 テレビや雑誌には扇情的な中国イメージが氾濫(はんらん)し、中国という存在それ自体が巨大なリスクと化した感がある。ただ、それが多分に日本人の願望やイメージを反………[もっと読む]
[評者]姜尚中(東京大学教授・政治学、政治思想史)
[掲載]2010年12月05日
[ジャンル]歴史 国際
■視界を開く、本との真摯な対話 小熊英二の大著『1968』の論評にはじまり、神田神保町のちいさな喫茶店「きゃんどる」に思いを寄せた文章でおわる。そのあいだに時評、書評、美術評、読書ガイド。悠揚自在………[もっと読む]
[評者]平松洋子(エッセイスト)
[掲載]2010年12月05日
[ジャンル]文芸 人文
■合理的楽観主義で「世界はよくなる」 「もっと気楽に考えようよ。世界はよくなっていくんだから」 ぽんと背中をたたかれて、こういわれたような気になる。 原題は「合理的な楽観主義者」、その副題は「………[もっと読む]
[評者]辻篤子(本社論説委員)
[掲載]2010年12月05日
[ジャンル]歴史 人文 科学・生物
■人工生命体、なぜ「怪物」化される 歌人・西行が死体の骨の片々を集めて「人」を造った、という話が中世の説話集『撰集抄(せんじゅうしょう)』にある。しかし、秘法を駆使して造った「人」は風流を解さず、………[もっと読む]
[評者]田中貴子(甲南大学教授)
[掲載]2010年12月05日
[ジャンル]科学・生物 新書
■達観した主人公に託した性的遺書 この著者には、2006年刊行の私小説『小説家』という傑作がある。純文学からスタートして、娯楽小説、官能小説に移行した経緯を恋愛遍歴とともに率直に吐露した感動作だっ………[もっと読む]
[評者]逢坂剛(作家)
[掲載]2010年12月05日
[ジャンル]文芸
■国が経済に過剰な影響力行使 尖閣諸島問題で中国との関係が悪化し、中国各地で頻繁に反日デモが発生している。中国とはどういう国なのか。こういう混乱した時期だからこそ冷静に「知る」ことが必要だが、その………[もっと読む]
[評者]江上剛(作家)
[掲載]2010年12月05日
[ジャンル]文芸
■選択のための隙間を開く力 本書で説かれるのは「飽きる」ことの積極的意義だ。一見よくある引き算系の自己啓発書にみえて、実はそうではない。わが国におけるオートポイエーシス(細胞や神経系などの自己言及………[もっと読む]
[評者]斎藤環(精神科医)
[掲載]2010年12月05日
[ジャンル]人文 新書
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広告終わり
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