HOME> 2011年03月20日の書評一覧
■成功が苦悩だった禁欲の人生 日頃から伝記を愛読する僕が伝記を読み耽(ふけ)るジョゼフ・コーネルの伝記を読んだ。芸術家の伝記が面白いのは、周囲の人間たちが魅了されるあまり人生が壊されていくからだと………[もっと読む]
[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2011年03月20日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝
■数学の枠広げる、難問にかける夢 「偉大な問題はえてして説明するのがわりと簡単で、解くのが難しい」と本書にあるが、実にそれゆえに、人は数学にドキドキする。たとえば、4以上の偶数は二個の素数の和であ………[もっと読む]
[評者]高村薫(作家)
[掲載]2011年03月20日
[ジャンル]科学・生物
■古典を本歌取り、語りのモザイク 「秘密」が人間を興味深いものにする。英国南西部の海沿いに立つ壮大な領主の屋敷(マナーハウス)。ここには人知れず壁で囲われた庭園があった——謎めいたゴシック風の舞台………[もっと読む]
[評者]鴻巣友季子(翻訳家、エッセイスト)
[掲載]2011年03月20日
[ジャンル]文芸
■“ありえない”の塊のような女の子 主人公のあみ子には前歯が3本無い。ありえない、と思う。だって、21世紀の日本女性は脱毛処理が不完全なだけでNGなんでしょう。あみ子は10年近く片思いをしている相………[もっと読む]
[評者]穂村弘(歌人)
[掲載]2011年03月20日
[ジャンル]文芸
■喪失からの回復、晴れやかに 敗戦がもたらした焼け野原。失うものはなにもなかった。まるはだかの喪失をこそ回復の原動力に変えてきたのが、わたしたち日本人ではなかったか。 東京オリンピックを成功に導………[もっと読む]
[評者]平松洋子(エッセイスト)
[掲載]2011年03月20日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝
■様々な顔持った「表現者」の生涯 「子規」「不如帰」「時鳥」「杜鵑」「蜀魂」「杜宇」……。日本語で詩を作るアメリカ生まれのアーサー・ビナードさんは、これらすべてを「ホトトギス」と読む日本語表現の豊………[もっと読む]
[評者]四ノ原恒憲(朝日新聞記者)
[掲載]2011年03月20日
[ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝 新書
■感情の記憶の堆積、恋情の地層 なんとも不思議な恋愛譚(たん)だ。恋の甘やかさよりは退屈さやしんどさに描写の比重が置かれ、恋人が去ってからの思いや後日談が物語の大半を占めている。 著者のリディア………[もっと読む]
[評者]斎藤環(精神科医)
[掲載]2011年03月20日
[ジャンル]文芸
■視聴率競争に巻き込まれた政治 本書に巻かれた帯が衝撃的だ。小泉純一郎元首相から菅直人首相まで6人の首相の顔写真が並び、そこに彼らの寿命(在任期間)が表示されている。小泉氏の5年5カ月を筆頭に、き………[もっと読む]
[評者]江上剛(作家)
[掲載]2011年03月20日
[ジャンル]歴史 政治 新書
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広告終わり
真実 [著]梶芽衣子
[掲載]2018年04月17日
スイート・ホーム 原田マハさん
[掲載]2018年04月14日
すごい廃炉―福島第1原発・工事秘録〈2011〜17年〉 [写]篠山紀信 [文]木村駿
[掲載]2018年04月21日
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