2011年05月01日の書評一覧

証拠改竄―特捜検事の犯罪 [著]朝日新聞取材班

証拠改竄―特捜検事の犯罪 [著]朝日新聞取材班

■秘匿した「G」作戦  久々、スクープらしいスクープだった。  2010年9月21日付の朝日新聞朝刊に「検事 押収資料改ざんか」の大見出しが載った。郵便割引制度に関する偽の証明書発行事件にかかわって………[もっと読む]

[評者]後藤正治(ノンフィクション作家)
[掲載]2011年05月01日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

ユニクロ帝国の光と影 [著]横田増生

ユニクロ帝国の光と影 [著]横田増生

■意図を裏切り、見事な企業分析  本書は奇妙な本だ。著者の執筆意図を完全に裏切る形で、見事な企業分析になってしまっているのだから。  ユニクロは短期間で国民的ブランドにのしあがった。著者の主な意図は………[もっと読む]

[評者]山形浩生(評論家)
[掲載]2011年05月01日
[ジャンル]経済

ドイツを焼いた戦略爆撃 1940——1945 [著]イェルク・フリードリヒ

ドイツを焼いた戦略爆撃 1940——1945 [著]イェルク・フリードリヒ

■憎悪の連鎖、皆殺し戦争の実態  本書を読み抜くには、相応の想像力と洞察力が必要である。表層では、第2次大戦下(とくに戦争末期)にアメリカ、イギリスによるドイツ各都市への無差別爆撃がいかに苛酷(かこ………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2011年05月01日
[ジャンル]歴史

野球にときめいて―王貞治、半生を語る [著]王貞治

野球にときめいて―王貞治、半生を語る [著]王貞治

■人生の節目でいつも不思議な力  「人生の節目ではいつも不思議な力が僕を導いてくれた」という王貞治。王さんの野球人生には「野球の神様」がついていないと考える方が不思議なくらい。次々と重なる偶然が王さ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2011年05月01日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

ぼくの植え方 日本に育てられて エドワード・レビンソン著

ぼくの植え方 日本に育てられて エドワード・レビンソン著

 アメリカに生まれ、日本に暮らして30年になる写真家が、精神的・物理的な「流浪の民」としての半生や、ガーデナーや農民として大地に接することで感じたこと、エッセイストの妻との運命的な出会いなどをランダ………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2011年05月01日
[ジャンル]文芸

徹底検証・日本の軍歌―戦争の時代と音楽 [著]小村公次

徹底検証・日本の軍歌―戦争の時代と音楽 [著]小村公次

■戦争へと駆り立てる道具を解明  昭和初年に生まれた私の両親や親戚縁者は、酒宴たけなわとなると、軍歌をうたうのが常だった。  ♯ここはお国を何百里   離れてとほき満洲の……  決まってうたうのが、………[もっと読む]

[評者]上丸洋一(本社編集委員)
[掲載]2011年05月01日
[ジャンル]歴史 人文

生老病死のエコロジー-チベット・ヒマラヤに生きる [編]奥宮清人

生老病死のエコロジー-チベット・ヒマラヤに生きる [編]奥宮清人

■高地に暮らす人々と向きあう  標高5300メートルのエベレスト・ベースキャンプで、ぼくはこの原稿を書いている。本書によると、この5300メートルという高さこそが「人間の居住の最高高度」である。低酸………[もっと読む]

[評者]石川直樹(写真家・作家)
[掲載]2011年05月01日
[ジャンル]医学・福祉 ノンフィクション・評伝

ハウス・オブ・ヤマナカ―東洋の至宝を欧米に売った美術商 [著]朽木ゆり子

ハウス・オブ・ヤマナカ―東洋の至宝を欧米に売った美術商 [著]朽木ゆり子

■美術品の散逸・破壊回避の一面も  なぜ、これが、アメリカに? ニューヨークで、ボストンで、一級品の日本美術を目にしてこうつぶやく人は多いかもしれない。しかし、日本びいきの外国人が買ったのね、と納得………[もっと読む]

[評者]田中貴子(甲南大学教授)
[掲載]2011年05月01日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 国際

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