2013年04月28日の書評一覧

政治をあきらめない理由 [著]ジェリー・ストーカー [訳]山口二郎

政治をあきらめない理由 [著]ジェリー・ストーカー [訳]山口二郎

 民主主義は世界中に広がってきたのに、人々が政治に幻滅しているのはなぜか。英国の政治学者が、再生への道を探った。  政治家に対する懐疑的な見方や、ポピュリズムが高まっている。グローバル化や科学技術の発………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2013年04月28日
[ジャンル]政治

安井かずみがいた時代 [著]島崎今日子

安井かずみがいた時代 [著]島崎今日子

■恐ろしいまでに愛があるだけ  これまで仲良く遊んでいた友人が、結婚を機にガラリと変わって疎遠になる。よくあることだ。結婚前と後、どっちが本当の彼女なのだろう。  1960年代にデビューした作詞家安………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2013年04月28日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

花々の詩歌 [編]日本近代文学館

花々の詩歌 [編]日本近代文学館

 企画展「花々の詩歌」が6月8日まで、東京都目黒区の日本近代文学館で開かれている。作家や詩人、歌人、俳人らが四季おりおりの花々をうたった詩歌が、作者みずから揮毫(きごう)した短冊や軸、色紙、スケッチな………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2013年04月28日
[ジャンル]文芸

日本の動物観 [著]石田おさむ・濱野佐代子・花園誠・瀬戸口明久

日本の動物観 [著]石田おさむ・濱野佐代子・花園誠・瀬戸口明久

■江戸時代も続いていた内臓食  日本の動物観というと仏教の殺生禁忌やら徳川綱吉の「生類憐みの令」を思い浮かべるが、どうもほんとうは動物を殺し食べた日本史こそ探究すべきだったようだ。  本書は勇敢にも………[もっと読む]

[評者]荒俣宏(作家)
[掲載]2013年04月28日
[ジャンル]人文

ファッションフード、あります。 [著]畑中三応子

ファッションフード、あります。 [著]畑中三応子

■はやりの食物の元気な文化史  何とも元気の良い食文化レビュー本。筆者は流行の食べ物を「ファッションフード」と命名、主として1970年代から2010年までを疾駆して見せた。70年代は、ちょうど日本が………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2013年04月28日
[ジャンル]人文

ろくでなしのロシア―プーチンとロシア正教 [著]中村逸郎

ろくでなしのロシア―プーチンとロシア正教 [著]中村逸郎

■結託して神聖さを醸成する  著者は、ロシア現代政治を専門とする研究者だが、しばしばモスクワに滞在して、この国の現実を見ている。ロシア人がつくる社会システムの非効率、独善性など、当のロシア人自身があ………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2013年04月28日
[ジャンル]国際

とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢 [著]ジョイス・キャロル・オーツ [訳]栩木玲子

とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢 [著]ジョイス・キャロル・オーツ [訳]栩木玲子

■少女の狂気と日常のゆがみ  フランスのゴンクール賞作家に「好きな作家は?」と尋ねると、真っ先にあがったのがオーツだった。長いキャリアを持ち、ノーベル賞候補にも名を連ねるが、日本ではあまり知られてい………[もっと読む]

[評者]小野正嗣(作家・明治学院大学准教授)
[掲載]2013年04月28日
[ジャンル]文芸

自然災害と民俗 [著]野本寛一

自然災害と民俗 [著]野本寛一

■伝承からみえてくる自然観  私が探検をする理由を簡単に説明すると、自然を旅して死を身近に感じることで逆に研ぎ澄まされた生の瞬間を味わいたいから、ということになる。しかし似たような活動をしていても、………[もっと読む]

[評者]角幡唯介(ノンフィクション作家・探検家)
[掲載]2013年04月28日
[ジャンル]人文

永山則夫―封印された鑑定記録 [著]堀川恵子

永山則夫―封印された鑑定記録 [著]堀川恵子

■100時間のテープ、心の闇に迫る  同世代の犯罪者として、評者はこの人に無関心たりえない。裁判での死刑の基準は、彼に下された判決を拠(よ)り所にしている。「永山基準」だ。  昭和43年、通り魔によ………[もっと読む]

[評者]出久根達郎(作家)
[掲載]2013年04月28日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

昨日までの世界(上・下)―文明の源流と人類の未来 [著]ジャレド・ダイアモンド [訳]倉骨彰

昨日までの世界(上・下)―文明の源流と人類の未来 [著]ジャレド・ダイアモンド [訳]倉骨彰

■風土と環境因重視、叡智をたどり直す  朝日新聞が、識者アンケートによるゼロ年代の書物50冊を選んだ際、1位に輝いたのが著者の『銃・病原菌・鉄』だった。その彼が満を持して書いた新刊が本書である。テー………[もっと読む]

[評者]福岡伸一(青山学院大学教授・生物学)
[掲載]2013年04月28日
[ジャンル]人文

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