2013年10月27日の書評一覧

スーパーマン―真実と正義、そして星条旗と共に生きた75年 [著]ラリー・タイ

スーパーマン―真実と正義、そして星条旗と共に生きた75年 [著]ラリー・タイ

■時代とともに変身、壮大な英雄の秘史  不屈のアメリカン・ヒーロー、スーパーマン。ミッキーマウスと並ぶ米大衆文化の肖像が誕生したのは1938年。御年めでたく75歳を迎えた。  原作者のシーゲルとシャ………[もっと読む]

[評者]渡辺靖(慶応大学教授・文化人類学)
[掲載]2013年10月27日
[ジャンル]文芸

石原慎太郎を読んでみた [著]栗原裕一郎、豊崎由美

石原慎太郎を読んでみた [著]栗原裕一郎、豊崎由美

■浮かび上がる小説家の肖像  舌鋒鋭い書評家の豊崎由美と歯にきぬ着せぬ評論家の栗原裕一郎が、石原慎太郎の小説を片っ端から「読んでみた」本である。もとは月1回で1年間続いたトークイベントであり、後半で………[もっと読む]

[評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
[掲載]2013年10月27日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

島田清次郎―誰にも愛されなかった男 [著]風野春樹

島田清次郎―誰にも愛されなかった男 [著]風野春樹

■「天才」は入院後も書き続けた  大正時代は、スケールが大きすぎ話も赤裸々にすぎて胡散(うさん)くさく思われてしまう「天才」が多数輩出した、ある種の文化的黄金時代だったらしい。精神病院から詔勅を発し………[もっと読む]

[評者]荒俣宏(作家)
[掲載]2013年10月27日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

いまを生きるための政治学 [著]山口二郎

いまを生きるための政治学 [著]山口二郎

■失敗ふまえ“新・政権交代論”  著者は「生活が第一」のスローガンを提言し、4年前の政権交代に一役買った民主党のブレーンだ。理想の政治の実現を夢みた著者にとって、民主党の挫折は痛恨事だったろう。市民………[もっと読む]

[評者]原真人(本社編集委員)
[掲載]2013年10月27日
[ジャンル]政治

FABに何が可能か [編著] 田中浩也、門田和雄

FABに何が可能か [編著] 田中浩也、門田和雄

 FABは「ファブリケーション(製造)」の略。日曜大工の発展形といえる「パーソナル・ファブリケーション」の報告だ。立体物を生み出せる「3Dプリンター」などのデジタル工作機械の登場で、一人のニーズに合わ………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2013年10月27日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

微笑みのたくらみ [著]マリアン・ラフランス

微笑みのたくらみ [著]マリアン・ラフランス

 心理学と女性学に通じたエール大教授による「笑顔学」総まくりだ。新生児も身につけている原初的なコミュニケーションの道具、笑顔。本書によれば、人を引きつけ、売り上げを伸ばし、喜びを強める。と同時にウソを………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2013年10月27日
[ジャンル]人文

生理用品の社会史―タブーから一大ビジネスへ [著]田中ひかる

生理用品の社会史―タブーから一大ビジネスへ [著]田中ひかる

■意識変えた使い捨てナプキン  以前に生理用ナプキンを燃やそうとしたことがある。百円ライターを壊しても火すらつかなかった。高分子吸収体って何者なんだ。そしてこういうものがなかった時代、女たちは毎月ど………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2013年10月27日
[ジャンル]社会

「老年症候群」の診察室―超高齢社会を生きる [著]大蔵暢

「老年症候群」の診察室―超高齢社会を生きる [著]大蔵暢

■人間の全体を見る医療を取り戻す  高齢の母が複数の病院に通い、たくさんの薬を服用していた。それでもひどく具合が悪くなったことがあった。「何かおかしい」と自分で感じていくつかの薬をやめ、いくつかの医………[もっと読む]

[評者]田中優子(法政大学教授・近世比較文化)
[掲載]2013年10月27日
[ジャンル]医学・福祉

木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」 [著]通崎睦美

木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」 [著]通崎睦美

■その音色で全米の子が目ざめた  評者には木琴は、昭和の音色である。戦後六、七年頃(ごろ)、小学校の音楽室で聞いた。田舎の子の耳にはハイカラな響きだった。平岡養一の名は、ラジオで知っていた。こんな字………[もっと読む]

[評者]出久根達郎(作家)
[掲載]2013年10月27日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

三面記事の歴史 [著]ロミ

三面記事の歴史 [著]ロミ

■時代を超えて、のぞき見誘う  「三面記事」は、いまの日本でいえば、スポーツ新聞や夕刊紙のゴシップ欄やセンセーショナルな記事にあたる。奇矯な事故や犯罪、スキャンダルや痴情の果ての惨事といった、人がつ………[もっと読む]

[評者]鷲田清一(大谷大学教授・哲学)
[掲載]2013年10月27日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

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