2013年12月01日の書評一覧

都会で聖者になるのはたいへんだ―ブルース・スプリングスティーンインタビュー集1973-2012 [編]ジェフ・バーガー

都会で聖者になるのはたいへんだ―ブルース・スプリングスティーンインタビュー集1973-2012 [編]ジェフ・バーガー

■はぐれ者のスター、肉声が映す米国  16歳の冬、学校へ行く道で車のラジオから流れるブルース・スプリングスティーンの曲「ハングリー・ハート」が支えだった。車で出かけ、違うふうに曲がり、妻子を置き去り………[もっと読む]

[評者]赤坂真理(作家)
[掲載]2013年12月01日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

秘密法で戦争準備・原発推進 [著]海渡雄一

秘密法で戦争準備・原発推進 [著]海渡雄一

 友だちとの何げない会話が「特定秘密」にふれた、と密告され、逮捕される日が来るかもしれない——。参議院で審議が続く特定秘密保護法案。福島や浜岡など、多くの原発訴訟に30年携わってきた弁護士の著者は、こ………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2013年12月01日
[ジャンル]政治

フラクタリスト―マンデルブロ自伝 [著]ベノワ・B・マンデルブロ

フラクタリスト―マンデルブロ自伝 [著]ベノワ・B・マンデルブロ

 一見、無秩序に見える自然をとらえる幾何学。逆に、簡単な数式が複雑で不思議な図形を描く——フラクタル理論を「発見」したのがマンデルブロだ。1924年、ポーランド生まれのユダヤ人。ナチの手を逃れる青年期………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2013年12月01日
[ジャンル]科学・生物

トップシークレット・アメリカ―最高機密に覆われる国家 [著]デイナ・プリースト&ウィリアム・アーキン

トップシークレット・アメリカ―最高機密に覆われる国家 [著]デイナ・プリースト&ウィリアム・アーキン

■多すぎる機密がむしばむ民主制  9・11以降、米国では国家安全保障の最高機密(トップシークレット)を扱う政府機関や企業が倍々ゲームのように増殖している。ピュリツァー賞を2度受賞した辣腕(らつわん)………[もっと読む]

[評者]渡辺靖(慶応大学教授・文化人類学)
[掲載]2013年12月01日
[ジャンル]政治

沈むフランシス [著]松家仁之

沈むフランシス [著]松家仁之

■美しい文体から届く不穏な雑音  タイトルが謎めいている。沈むフランシス?  だが冒頭、視界に飛びこんでくるのは、水の流れに運ばれていく人間の体だ。死体? 水に浮かぶこの体の持ち主がフランシスなのだ………[もっと読む]

[評者]小野正嗣(作家・明治学院大学准教授)
[掲載]2013年12月01日

罪人を召し出せ [著]ヒラリー・マンテル

罪人を召し出せ [著]ヒラリー・マンテル

■危機的状況に断を下す者描く  時はF・ブローデルのいう「長い16世紀」(1450〜1640年)の真っ只(ただ)中、1535年9月の不気味な鷹(たか)狩りに始まってイングランド王妃アン・ブーリンが斬………[もっと読む]

[評者]水野和夫(日本大学教授・経済学)
[掲載]2013年12月01日
[ジャンル]文芸

フットボール百景 [著]宇都宮徹壱

フットボール百景 [著]宇都宮徹壱

■サッカーで描く世界地図  サッカーライターで写真家の著者はサッカーを追って旅をする。本書はほぼ100の随想と写真で切り取った「サッカーのある光景」。  人気の高い日本代表やJリーグはもちろん、草の………[もっと読む]

[評者]川端裕人(作家)
[掲載]2013年12月01日
[ジャンル]文芸

どっこい大田の工匠たち―町工場の最前線 [著]小関智弘

どっこい大田の工匠たち―町工場の最前線 [著]小関智弘

■技能が磨いた底知れぬ謙虚さ  五十年の職人生活を送った旋盤工であり、作家でもある小関智弘さんは、職工の世界を内と外から同時に見られる人だ。だから従業員数名といった小さな町工場が集積する町、東京・大………[もっと読む]

[評者]鷲田清一(大谷大学教授・哲学)
[掲載]2013年12月01日
[ジャンル]経済

スモールマート革命―持続可能な地域経済活性化への挑戦 [著]マイケル・シューマン

スモールマート革命―持続可能な地域経済活性化への挑戦 [著]マイケル・シューマン

■小さいことは、いいことだ  経済成長と規模の拡大。一般にこの二つは不可分の関係にあると信じられている。たとえば巨大小売企業による大規模な流通支配や、ショッピングモールなど巨大施設の数々は、この「巨………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2013年12月01日
[ジャンル]経済

日本人はなぜ存在するか [著]與那覇潤

日本人はなぜ存在するか [著]與那覇潤

■歴史の見方の「殻」を破る  通説にとらわれない新鮮な日本史観を提示してきた気鋭の歴史学者が、こんども多くの読者が興味をそそられるであろう「日本人とは何か」というテーマに迫った。ありがちな日本人論を………[もっと読む]

[評者]原真人(本社編集委員)
[掲載]2013年12月01日
[ジャンル]社会

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