2014年01月26日の書評一覧

呵呵大将 [著]竹邑類

呵呵大将 [著]竹邑類

■自由で無邪気、素の三島由紀夫  三島由紀夫には複数の仮面がある。どの仮面の三島と親交を結ぶかはその人間の資質が決める。相手によって三島は如何(いか)なる仮面をも手品のように着け外しできる。まるで主………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

芦原英幸正伝 [著]小島一志、小島大志

芦原英幸正伝 [著]小島一志、小島大志

 1970年代の実録マンガ「空手バカ一代」で、「ケンカ十段」芦原英幸は、師匠で主人公の大山倍達と比肩しうる人気を集めた。  本書は80年3月、極真会館からの除名宣告を受け激高した実在の芦原が、実力で決………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

日本語に生まれて 世界の本屋さんで考えたこと [著]中村和恵

日本語に生まれて 世界の本屋さんで考えたこと [著]中村和恵

 ドミニカ島の雑貨店兼本販売所、南太平洋諸島、インド、オーストラリア、エストニア……世界の周縁を「本屋さんはどこですか」と聞きながら歩き回った。それは日本語を問い直す旅でもあった。  大量の外国語書籍………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]社会 国際

ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言(上・下) [著]フィリップ・シノン

ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言(上・下) [著]フィリップ・シノン

■「20世紀の病」の真相あばきだす  ジョン・F・ケネディ米大統領の暗殺は、20世紀の人類史とアメリカ社会の病ではなかったか。1963年11月22日という日を同時代の人びとは、あの日は何をしていたか………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]歴史 政治

ヴェルヌの『八十日間世界一周』に挑む [著]マシュー・グッドマン

ヴェルヌの『八十日間世界一周』に挑む [著]マシュー・グッドマン

■対照的な女性記者2人が競う  1889年の11月、ヴェルヌ『八十日間世界一周』に書かれた架空の「早回り記録」を破るべく、アメリカから2人の女性記者が同時に旅立った。  そもそもアメリカの出版メディ………[もっと読む]

[評者]荒俣宏(作家)
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝

白洲正子 ひたすら確かなものが見たい [著]挾本佳代

白洲正子 ひたすら確かなものが見たい [著]挾本佳代

■型を通してこそ、個性が現れる  これは白洲正子「論」なのだろうか? 読みながら、白洲正子が触れた日本文化の肌触りを、感じるようになってくる。そのまなざしがとらえたものを、共に見たような気がしてくる………[もっと読む]

[評者]田中優子(法政大学教授・近世比較文化)
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

銀座にはなぜ超高層ビルがないのか [著]竹沢えり子

銀座にはなぜ超高層ビルがないのか [著]竹沢えり子

■場所の文化、どうやって守るか  銀座のど真ん中で、つい最近、こんなバトルがあった。大手ディべロッパー対銀座の旦那衆のバトルである。  実は、その裏に、今日の世界を二分する大きな対立、分裂がひそんで………[もっと読む]

[評者]隈研吾(建築家・東京大学教授)
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]社会

鮭鱸鱈鮪 食べる魚の未来 [著]ポール・グリーンバーグ

鮭鱸鱈鮪 食べる魚の未来 [著]ポール・グリーンバーグ

■生存可能な環境と方策を検証  もうすぐ鮪(まぐろ)が食べられなくなるようだ。その前に一度だけ大トロを食べてみたいと、始発電車に乗って築地卸売市場内にある寿司屋(すしや)に行った。  あれから10年………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]科学・生物

医学的根拠とは何か [著]津田敏秀

医学的根拠とは何か [著]津田敏秀

■身近で難解な問題を問い直す  福島第一原発事故以降、私たちはこれまで耳に馴染(なじ)まなかった「シーベルト」「ベクレル」等の単位を聞く機会が増えた。一般市民の関心は何より健康への影響だが、専門家の………[もっと読む]

[評者]水無田気流(詩人・社会学者)
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]科学・生物

本を愛しすぎた男 本泥棒と古書店探偵と愛書狂 [著]アリソン・フーヴァー・バートレット

本を愛しすぎた男 本泥棒と古書店探偵と愛書狂 [著]アリソン・フーヴァー・バートレット

■紙の本の利点美点がいっぱい  一九八八年春、骨董(こっとう)品の大箱を十五ドルで買った郷土史家が、『タマレーン、その他の詩集』と題された小冊子を発見した。作者は「ボストン人」と記されていた。郷土史………[もっと読む]

[評者]出久根達郎(作家)
[掲載]2014年01月26日
[ジャンル]文芸

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