2014年04月06日の書評一覧

人間は料理をする―(上)火と水 (下)空気と土 [著]マイケル・ポーラン

人間は料理をする―(上)火と水 (下)空気と土 [著]マイケル・ポーラン

■人類進化の鍵握る、料理の本質を考察  本書は古代の四大元素、火、水、空気、土に絡めて、肉を焼く、煮る、パンを作る、発酵させるという料理の基本を実践的に考察している。ほかならぬファストフード発祥の地………[もっと読む]

[評者]島田雅彦(作家・法政大学教授)
[掲載]2014年04月06日
[ジャンル]政治 社会

線路はつながった―三陸鉄道 復興の始発駅 [著]冨手淳

線路はつながった―三陸鉄道 復興の始発駅 [著]冨手淳

■無数の声に耳傾ける民主主義  今日(4月6日)、三陸鉄道北リアス線の小本―田野畑間が開通する。昨日、南リアス線の吉浜―釜石間が開通したのに続いてこの区間が開通することで、三陸鉄道は完全復旧を果たし………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2014年04月06日
[ジャンル]経済 社会

難病カルテ―患者たちのいま [著]蒔田備憲

難病カルテ―患者たちのいま [著]蒔田備憲

■当事者の人生、丹念に聞き出す  ある日。毎日新聞佐賀県版で連載されていた記事が目に留まった。内容に圧倒され、既に掲載されていた数十回分を一気読みした。  連載名は「難病カルテ」。著者の蒔田は、多く………[もっと読む]

[評者]荻上チキ(「シノドス」編集長・評論家)
[掲載]2014年04月06日
[ジャンル]医学・福祉 社会

「問い」としての公害―環境社会学者・飯島伸子の思索 [著]友澤悠季

「問い」としての公害―環境社会学者・飯島伸子の思索 [著]友澤悠季

■人間の苦しみ和らげる学問  学校教育の社会科で誰もが習う「公害」問題。戦後高度成長の裏側で激甚な公害問題が起き、多くの人々が被害で苦しんだ。しかし今やこれは「克服」され、地球環境問題の時代に移った………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2014年04月06日
[ジャンル]政治 社会

おさなごころを科学する―進化する乳幼児観 [著]森口佑介

おさなごころを科学する―進化する乳幼児観 [著]森口佑介

■「大人とは異なる存在」として  本書の終わりに近い第8章「仮想する乳幼児」で、〈空想の友達〉に関する著者自身の研究が紹介されている。小さな子供たちはときどき、そこに架空の生き物がいるかのようにふる………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2014年04月06日
[ジャンル]教育 人文

私の方丈記 [著]三木卓

私の方丈記 [著]三木卓

■長明の感慨に重ねて想いつづる  世の中はなかなか変えられない。戦争は悪だと皆が心底憎らしく感じているのに、世界の各所で争いが続き、罪なき人が犠牲になるのを止めることができない。また世の中よりもさら………[もっと読む]

[評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史)
[掲載]2014年04月06日
[ジャンル]歴史 人文

ジャン=ジャック・ルソーの政治哲学―一般意志・人民主権・共和国 [著]ブリュノ・ベルナルディ

ジャン=ジャック・ルソーの政治哲学―一般意志・人民主権・共和国 [著]ブリュノ・ベルナルディ

■意外なほど現代的な思想家  フランス革命の源流としてのルソー。こうした像を覆す近年の再解釈の中心人物がベルナルディであり、本書は日本での彼の連続講演に基づく。周到なテキスト読解から浮かび上がるのは………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2014年04月06日
[ジャンル]政治 社会

師父の遺言 [著]松井今朝子

師父の遺言 [著]松井今朝子

 著者は、歌舞伎と縁の深い京都の料亭の家に育った直木賞作家。自身の起伏に富んだ来し方を振り返りつつ、波乱の振り幅がさらに大きかった師、武智鉄二の晩年を「最後の弟子」の立場からつづっている。古典芸能の………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2014年04月06日
[ジャンル]人文 ノンフィクション・評伝

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