2014年05月25日の書評一覧

世界の見方の転換 [著]山本義隆

世界の見方の転換 [著]山本義隆

■近代科学が開いた「無限成長」への道  経済学を専門とする評者が、なぜ近代科学の道を開いたコペルニクスやケプラーらを扱った本書を取り上げるのか。2001年の9・11(米国同時多発テロ)や11年の3・………[もっと読む]

[評者]水野和夫(日本大学教授・経済学)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]科学・生物

評伝 バルテュス [著]クロード・ロワ

評伝 バルテュス [著]クロード・ロワ

■秘められた鏡の向こうに…  画家はその作品において自ら伝記作家になり得る場合がある。バルテュスも作品を通して人生を記録し続けた。一般的に彼は作品の神秘と謎によって人生の秘境を制する孤高の画家と思わ………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

ブルーシート [著]飴屋法水

ブルーシート [著]飴屋法水

■その場、その時 代替不能な核心  80年代の短い期間、東京グランギニョルという劇団を率いた飴屋法水は、解散後に現代美術の前衛として刺激的なインスタレーションを数多く提示。しかし、“動物商”となって………[もっと読む]

[評者]いとうせいこう(作家・クリエーター)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝

杜甫のユーモア―ずっこけ孔子 [著]興膳宏

杜甫のユーモア―ずっこけ孔子 [著]興膳宏

■本物の学者が創り出す桃源郷  職業を尋ねられるたび、私は慌て、赤面する。「歴史学者、ですね」「滅相(めっそう)もない。ぼくの研究対象は日本の中世だけです。だいたい、ぼくが学者なんて、おこがましい」………[もっと読む]

[評者]本郷和人(東京大学教授・日本中世史)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]文芸

ドレス・アフター・ドレス―クローゼットから始まる冒険 [著]中村和恵

ドレス・アフター・ドレス―クローゼットから始まる冒険 [著]中村和恵

■素敵で深い「着ること」の裏側  何を着るか。ずっと考え続けてきた。うきうき楽しく選んだり、何を着ていいのかわからなくて深刻に迷ったり。服が大好きで、憎い。  纏(まと)うことの楽しさと不自由さはど………[もっと読む]

[評者]内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

初音ミクはなぜ世界を変えたのか? [著]柴那典

初音ミクはなぜ世界を変えたのか? [著]柴那典

■「音楽」再生のための新たな革命  音声合成ソフトウエア「ボーカロイド」の一種として生まれながら、ネット上の不特定多数のユーザー(ボカロPと呼ばれる)に育まれることで、姿かたちを与えられ、幾つもの名………[もっと読む]

[評者]佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]IT・コンピューター 社会

病から詩がうまれる―看取り医がみた幸せと悲哀 [著]大井玄

病から詩がうまれる―看取り医がみた幸せと悲哀 [著]大井玄

■懊悩の果てに辿りつく境地  終末期医療に関わる著者の最新エッセー集。「看取(みと)りの医師」を自認するだけに、医療現場の現実や自らの来歴を語りつつ、自作の句や病との闘いを詠んだ先達たちの詩歌をあわ………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]医学・福祉

亡国の安保政策―安倍政権と「積極的平和主義」の罠 [著]柳澤協二

亡国の安保政策―安倍政権と「積極的平和主義」の罠 [著]柳澤協二

■介入を正当化する集団的自衛権  安倍政権が進める憲法の解釈変更。その問題点はどこにあるのか。元防衛官僚で、第1次安倍政権では官邸の中枢にいた著者が、専門的な安全保障論の観点から徹底的に批判を加える………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2014年05月25日
[ジャンル]政治

ページトップへ戻る