HOME> 2016年05月08日の書評一覧
■筋の通らぬ国に怒りと提言 ザハ・ハディドの急死を受けて、磯崎新は「〈建築〉が暗殺された。……悲報を聞いて、私は憤っている。……あらたに戦争を準備しているこの国の政府は、ザハ・ハディドのイメージを………[もっと読む]
[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年05月08日
[ジャンル]社会
■体当たりで描く「汚名上等」 漫画か劇画みたいな評伝である。なんたって、表題が『村に火をつけ、白痴になれ』ですからね。 評伝の人物は、あの伊藤野枝(1895~1923)。平塚らいてうの後を継ぐ『………[もっと読む]
[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2016年05月08日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝
■自治で生んだ宝、自治育む場に 愛媛県の内子町(うちこちょう)民による、町の共有資産に対する愛情に溢(あふ)れた一冊だ。内子座は大正時代に創建された和風様式の劇場である。内子町は幕末から明治にかけ………[もっと読む]
[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年05月08日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 社会
■しがらみを越え保身の構図暴く 米国の地方新聞「ボストン・グローブ」は2002年1月、地元ボストンで過去10年間にカトリック教会の司祭計70人が児童に性的虐待を行い、教会組織がそれを隠蔽(いんぺい………[もっと読む]
[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2016年05月08日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝
■仕事に生き、迷い、悩む女絵師 朝井まかては、歌人・中島歌子の数奇な人生を描く直木賞受賞作『恋歌』、奇矯な井原西鶴が印象に残る『阿蘭陀西鶴』など、文人を題材にした作品を発表してきた。葛飾北斎の娘お………[もっと読む]
[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2016年05月08日
[ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝
■日本社会の構造のしぶとさ探究 きだみのるは、フランスで人類学・社会学を学び、岩波文庫『ファーブル昆虫記』の翻訳(山田吉彦名)なども残しているが、戦後すぐに『気違い部落周游紀行』など、一連の「気違………[もっと読む]
[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年05月08日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝
この十二本の短編を読むことは、映画を十二本撮るのに似ている。 行為や情景のみが描写され、その意味は明かされない。かと言って、何も起きないわけではなく、思いもかけない突飛(とっぴ)な結末に迎えられる………[もっと読む]
[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2016年05月08日
[ジャンル]文芸
昨年夏から秋にかけて、国会前には連日のように安保関連法案に反対する人々が集まった。そこで注目されたのはSEALDs(シールズ)と呼ばれる大学生たちであったが、人数では60代以上の世代の方がまさってい………[もっと読む]
[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2016年05月08日
[ジャンル]社会
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広告終わり
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