2016年07月03日の書評一覧

科学の発見 [著]スティーヴン・ワインバーグ 科学の経済学 [著]ポーラ・ステファン 科学の曲がり角 [著]フィン・オーセルー

科学の発見 [著]スティーヴン・ワインバーグ 科学の経済学 [著]ポーラ・ステファン 科学の曲がり角 [著]フィン・オーセルー

■「科学とは何か?」への挑戦  科学とは何か? それはどのように発展し、その知識にはどのような特徴があるのか?  ノーベル物理学賞を受賞したワインバーグは、科学知識そのものに注目し、いわば科学を「内………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]科学・生物

ブラジルの光、家族の風景―大原治雄写真集 [著]大原治雄

ブラジルの光、家族の風景―大原治雄写真集 [著]大原治雄

■移民生活、正統なモダニズムで  仕事柄、旅先ではなるべく美術館に足を運ぶ。建築を見るためだ。高知県立美術館を訪れたとき、なんの予備知識もなく、ある写真家の作品と出会った。大原治雄は高知で生まれ育ち………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

昆虫の哲学 [著]ジャン=マルク・ドルーアン

昆虫の哲学 [著]ジャン=マルク・ドルーアン

■人間の鏡? 観察するほど不思議  昆虫についての話題はつきない。たとえばクモは昆虫かどうか、それぞれに意見があったりする。昆虫とは六本足のものであるからクモは違うと知っていてもそうなる。  本書に………[もっと読む]

[評者]円城塔  (作家)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]科学・生物

荒仏師 運慶 [著]梓澤要

荒仏師 運慶 [著]梓澤要

■働く意味や信仰とは何か問う  斬新かつ重厚な歴史小説に定評がある梓澤要の新作は、国宝の東大寺南大門の仁王像を快慶らと作った、仏師の運慶を描いている。  奈良仏師の棟梁(とうりょう)・康慶の嫡男(ち………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]歴史

認知資本主義―21世紀のポリティカル・エコノミー [編]山本泰三

認知資本主義―21世紀のポリティカル・エコノミー [編]山本泰三

■創造・知・ネットの時代の入門書  世界経済が混迷を深め、その先行きを見通せない不安からか、資本主義の本質を問う出版が相次ぐ。本書もその一つだ。「認知資本主義」とは耳慣れないが、経済を動かす力が、物………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]経済

太陽の肖像―文集 [著]奈良原一高

太陽の肖像―文集 [著]奈良原一高

 写真家になる予定はなかったのに、最初の写真展(1956)が彼の運命を決定した。緑なき人工島・軍艦島と、桜島噴火で埋没した黒神村を撮影、「人間の土地」という題で二部構成で展示。単純なドキュメントを超え………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

ロマンティックあげない [著]松田青子

ロマンティックあげない [著]松田青子

 小気味いいテンポのお喋(しゃべ)りに、新鮮な批判精神が感じられるエッセイ集。話題はツイッターやネットニュース、アメリカのTVドラマや音楽、そして日々見聞きする、なぜか気になる小さなこと。映画館の座席………[もっと読む]

[評者]中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]文芸

不審者のデモクラシー―ラクラウの政治思想 [著]山本圭

不審者のデモクラシー―ラクラウの政治思想 [著]山本圭

■不確かな立場の人々つなぐのは  エリートの手から「政治を人々の手に」取り戻す参加デモクラシー。しかし、実際にはそれは、自らの社会的な位置を自覚する理性的な個人だけのものとなっていないか。著者はそこ………[もっと読む]

[評者]杉田敦(政治学者・法政大学教授)
[掲載]2016年07月03日
[ジャンル]政治 社会

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