2016年09月04日の書評一覧

怪物君 [著]吉増剛造 心に刺青をするように [著]吉増剛造

怪物君 [著]吉増剛造 心に刺青をするように [著]吉増剛造

■虚実の間、捉える言葉を探る  言葉で表された詩が「わかる・わからない」という判断と対面させられる場合、それは主に、意味や文脈においてのことだ。「わからない」と感じるとき、判断の足場は、たとえば制度………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2016年09月04日
[ジャンル]文芸

晩秋の陰画 [著]山本一力 ずんずん! [著]山本一力

晩秋の陰画 [著]山本一力 ずんずん! [著]山本一力

■成果を誇らず地道に働く美徳  近年、乙川優三郎、伊東潤ら、歴史時代小説作家の現代小説への進出が相次いでいる。人情時代小説で人気の著者も、立て続けに2冊の現代小説を刊行した。  『晩秋の陰画』は、4………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2016年09月04日
[ジャンル]文芸

自画像の思想史 [著]木下長宏

自画像の思想史 [著]木下長宏

■〈自分〉笑い飛ばす俳画、見直す  「自画像」というと、絵の具べったりの額入り画が思い浮かぶだろう。展覧会の冒頭に掛けられていたりする。でも、自分自身を描くという本来の意味に従えば、その範囲はもっと………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2016年09月04日
[ジャンル]文芸

翻訳出版編集後記 [著]常盤新平

翻訳出版編集後記 [著]常盤新平

■読者得る喜びも失敗も哀歓こめ  翻訳出版が中心の早川書房の編集者として10年、翻訳家としての10年、その体験を生かして書きあげた翻訳業界内幕の書。1960年代、70年代の翻訳事情が明かされる。  ………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2016年09月04日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

サッカーと愛国 [著]清義明

サッカーと愛国 [著]清義明

■差別と暴力を乗り越えるために  2014年3月、浦和レッズのホーム、埼玉スタジアムの客席ゲートに、「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕が吊(つ)るされた。日本人専用、外国人お断り、という………[もっと読む]

[評者]星野智幸(小説家)
[掲載]2016年09月04日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

「平成の大合併」の政治経済学 [著]中澤克佳、宮下量久

「平成の大合併」の政治経済学 [著]中澤克佳、宮下量久

 1999年に始まった平成の大合併で、自治体数は3229から1727に激減。明治、昭和に次ぐ第3の大規模合併となった。行政を効率化すると喧伝(けんでん)されたが、実際はどうだったのか。本書は、データに………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2016年09月04日
[ジャンル]政治 経済

日本国民であるために 民主主義を考える四つの問い [著]互盛央

日本国民であるために 民主主義を考える四つの問い [著]互盛央

 駅で列車を待つ列への割り込みはなぜ許されない? 日常生活の中で抱いた問いを出発点として著者は日本が本当の民主主義国家になる条件を探ってゆく。  そこではホッブズやロックの社会契約説が再検討され、統治………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2016年09月04日
[ジャンル]政治 社会

沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか [著]安田浩一

沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか [著]安田浩一

■基地と人権、記者は問い続ける  ジャーナリストがジャーナリストの話を聞く。取材対象は琉球新報と沖縄タイムスという沖縄の2大新聞の記者とOB約20人。  取材のキッカケは自民党「文化芸術懇話会」での………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2016年09月04日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

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