2017年02月05日の書評一覧

北斎原寸美術館 100%Hokusai! [監修]小林忠

北斎原寸美術館 100%Hokusai! [監修]小林忠

■風景画へ驚異の発見の旅  この画集をジイッと見つめていると、見えないはずのものが見えてくる。部分拡大によって死角の視覚化に驚異のVisionを発見してしまうからだ。この発見は私の発見か、それとも北………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]歴史 アート・ファッション・芸能

ユリシーズ 1−12 [著]ジェイムズ・ジョイス

ユリシーズ 1−12 [著]ジェイムズ・ジョイス

■柳瀬尚紀の翻訳が切り開いた道  まだまだ小さかった頃、同じ本に複数の翻訳版があることに戸惑いを覚えた記憶がある。言葉を正確に翻訳すれば、訳文は同じになるはずではないかと素朴に信じていたらしい。  ………[もっと読む]

[評者]円城塔  (作家)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]文芸 人文

出雲を原郷とする人たち [著]岡本雅享

出雲を原郷とする人たち [著]岡本雅享

■全国の分布、執念の取材で解明  東京の明治神宮には、正月三が日だけで300万人あまりが訪れる。しかし祭神が明治天皇と昭憲皇太后であり、大正時代に建てられた新しい神社だと知っている参詣(さんけい)者………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]人文 社会

いつかの夏―名古屋闇サイト殺人事件 [著]大崎善生

いつかの夏―名古屋闇サイト殺人事件 [著]大崎善生

■被害者の「生」の重みを問い直す  「名古屋闇サイト殺人事件」が発生したのは2007年8月のこと。闇サイトの犯行を誘う書き込みがきっかけで集まった男3人が、無関係な名古屋市の会社員磯谷利恵さん(当時………[もっと読む]

[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]社会 ノンフィクション・評伝

ウィリアム・モリスの遺したもの―デザイン・社会主義・手しごと・文学 [著]川端康雄

ウィリアム・モリスの遺したもの―デザイン・社会主義・手しごと・文学 [著]川端康雄

 草花など自然の風物を配した「モリス風」プリントデザインは今もインテリア用品等でよく見る。だが、生みの親のモリス自身が注目される機会は減った。  デザイン工房運営の傍ら文芸創作を手掛け、政治と芸術を架………[もっと読む]

[評者]武田徹(評論家・ジャーナリスト)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能

GUTAI 周縁からの挑戦 [著]ミン・ティアンポ

GUTAI 周縁からの挑戦 [著]ミン・ティアンポ

 足で絵の具を伸ばして描いたり、多数の電球で作った服を光らせて着たり。関西を拠点にした前衛美術集団・具体美術協会(1954~72年)は、奇抜さや面白さが強調されがちだ。  本書は中国系カナダ人研究者の………[もっと読む]

[評者]
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]人文 アート・ファッション・芸能

ウインドアイ [著]ブライアン・エヴンソン

ウインドアイ [著]ブライアン・エヴンソン

■謎めいた人間の真実を凝視  体を一つの容(い)れ物とみなすなら、そこに収まっている器官や心は私の持ち物であり、それを扱う主人は自分であると思って私たちは日々を生きている。  だが生体としての人間は………[もっと読む]

[評者]大竹昭子(作家)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]文芸 人文

近代科学の形成と音楽 [著]ピーター・ペジック

近代科学の形成と音楽 [著]ピーター・ペジック

■新発見を導く感覚と論理の触媒  科学と音楽?と訝(いぶか)しがる人がいるかもしれない。音楽は理屈ではなく、感性で聴くものと思われがちだ。が、本書が西欧の古代や中世にさかのぼって論じる音楽は、数学、………[もっと読む]

[評者]五十嵐太郎(建築批評家・東北大学教授)
[掲載]2017年02月05日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能 科学・生物

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