2017年09月10日の書評一覧

泣き虫弱虫諸葛孔明―第伍部 [著]酒見賢一

泣き虫弱虫諸葛孔明―第伍部 [著]酒見賢一

■再挑戦に共感、わくわく物語  14年にわたって書き継がれた酒見賢一の大作『泣き虫弱虫諸葛孔明(しょかつこうめい)』が、「第伍(ご)部」となる本書をもって完結した。  タイトル通り、この作品は諸葛孔………[もっと読む]

[評者]末國善己 (文芸評論家)
[掲載]2017年09月10日
[ジャンル]歴史 文芸

歯痛の文化史―古代エジプトからハリウッドまで [著]ジェイムズ・ウィンブラント

歯痛の文化史―古代エジプトからハリウッドまで [著]ジェイムズ・ウィンブラント

■焼けた鉄、カエル、驚きの治療法  歯の治療技術がなかった時代って、いったいどうやって人は歯の痛みと付き合ってきたのだろうか。甘いものがなかったから虫歯はなかったのかなあ。いや、砂糖を作る技術ができ………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2017年09月10日
[ジャンル]医学・福祉

帝国と立憲―日中戦争はなぜ防げなかったのか [著]坂野潤治

帝国と立憲―日中戦争はなぜ防げなかったのか [著]坂野潤治

■デモクラシーの役割と課題問う  本書は、1874年の台湾出兵から1937年の日中全面戦争に至る歴史を、「帝国」対「立憲」という構図のもとに簡明に描き直す。著者によれば、「内に立憲、外に帝国」という………[もっと読む]

[評者]齋藤純一(早大教授)
[掲載]2017年09月10日
[ジャンル]歴史

図書館と江戸時代の人びと [著]新藤透

図書館と江戸時代の人びと [著]新藤透

■知の最先端、将軍も使い倒した  ——ようこそ図書館長会議へ。時空を超えてのご参集、ありがとうございます。司会の山室です。大学図書館長をしております。まずは江戸幕府直轄の紅葉山文庫の書物奉行〈もみじ………[もっと読む]

[評者]山室恭子(東工大教授)
[掲載]2017年09月10日
[ジャンル]歴史

日本の夜の公共圏―スナック研究序説 [編著]谷口功一・スナック研究会

日本の夜の公共圏―スナック研究序説 [編著]谷口功一・スナック研究会

 スナックでは不思議と話がはずむ。酒を出す店ならほかにもある。やはり他に代えがたい魅力があるのだ。その数や全国で10万軒に及ぶという。  ところが、スナックについての学術的な研究はこれまで皆無であった………[もっと読む]

[評者]椹木野衣 (美術評論家)
[掲載]2017年09月10日
[ジャンル]社会

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

ボコ・ハラム―イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織 [著]白戸圭一

 交通機関が発達し、情報が一瞬で地球をめぐる時代となっても、遠い場所のできごとには、どこか他人ごとという雰囲気が漂う。  大きな事件を耳にしても、自分の常識の範囲内でおおよそこんなところだろうと見当を………[もっと読む]

[評者]円城塔  (作家)
[掲載]2017年09月10日
[ジャンル]社会 国際

裕次郎 [著]本村凌二

裕次郎 [著]本村凌二

■ヒーローと出会った。時代も僕も  ♪俺(おい)らはドラマー やくざなドラマー 俺らが叩(たた)けば 嵐を呼ぶぜ——♪  裕次郎ともろ同世代の僕は彼の歌は全部歌える。慎太郎刈りとボートネックにヨット………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2017年09月10日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

あのころのパラオをさがして―日本統治下の南洋を生きた人々 [著]寺尾紗穂

あのころのパラオをさがして―日本統治下の南洋を生きた人々 [著]寺尾紗穂

■心に触れる、ひろやかな考察  1920年から終戦まで日本の統治下にあったパラオについての、取材と考察をまとめた本書は、いまを生きる著者の伸びやかさが持ち味のルポだ。パラオといえば、南洋庁に赴任し現………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2017年09月10日
[ジャンル]歴史

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