2018年02月11日の書評一覧

ギリシア人の物語(1)〜(3) [著]塩野七生

ギリシア人の物語(1)〜(3) [著]塩野七生

■西と東をぐぐっと引き寄せる  我が名はアレクサンドロス。  オリンポスの裏側、小国マケドニアの王から身を起こし、大ペルシアを制した者である。  苦楽をともにした兵士たちに引き留められ、インダス河よ………[もっと読む]

[評者]山室恭子(東工大教授)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]歴史

雑草はなぜそこに生えているのか [著]稲垣栄洋

雑草はなぜそこに生えているのか [著]稲垣栄洋

■イメージ覆す合理的な生存戦略  バス停の標識の際に咲いているネコノメソウ、庭の草むしりをした後でも、枯れずに復活して増えるツルマンネングサ……。雑草という草はなく、どの植物にも名前があって、それぞ………[もっと読む]

[評者]佐伯一麦 (作家)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]科学・生物

議院内閣制―変貌する英国モデル [著]高安健将

議院内閣制―変貌する英国モデル [著]高安健将

■日本の政治は「自省の材料」に  小選挙区比例代表並立制が1994年の政治改革によって導入されてから20年以上が経った。この制度は英国のように二大政党制と政権交代を導くはずとされたが、日本では「一強………[もっと読む]

[評者]齋藤純一(早大教授)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]政治

アカウンタビリティから経営倫理へ―経済を超えるために [著]國部克彦

アカウンタビリティから経営倫理へ―経済を超えるために [著]國部克彦

■人間中心へ、会計で世界変える  「会計で、世界を変えることは可能か」。これが、本書の投げかける問いだ。会計といえば、単なる数字の羅列ではないのか。読者はそう思われるかもしれない。しかし会計のもつ可………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]経済

核兵器と原発―日本が抱える「核」のジレンマ [著]鈴木達治郎

核兵器と原発―日本が抱える「核」のジレンマ [著]鈴木達治郎

 日本は〈核〉とは深い関係にある。世界唯一の被爆国。第五福竜丸事件。そして福島原発事故。一方で核兵器禁止条約には不参加、原発を減らす気配もなく、プルトニウム処理の見通しも立たない。これら、〈核〉をめぐ………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]政治

共感のレッスン―超情報化社会を生きる [著]植島啓司、伊藤俊治

共感のレッスン―超情報化社会を生きる [著]植島啓司、伊藤俊治

 かつて対談集『ディスコミュニケーション』を刊行した2人の著者による、なんと30年ぶりの「続編」である。時を経て私たちを巡る環境は激変した。だが全く変わっていないものがある。身体だ。もともと前著のタイ………[もっと読む]

[評者]椹木野衣 (美術評論家)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]社会

百年泥 [著]石井遊佳

百年泥 [著]石井遊佳

■突飛な町のカオスを濃密に実感  南インドのチェンナイには月光仮面が走り回っていた。え、ええーっ! なんちゅう突飛(とっぴ)な町や。  石井遊佳『百年泥』の中ではしかし、そのくらいの光景は珍しくもな………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]文芸

AIが変えるクルマの未来―自動車産業への警鐘と期待 [著]中村吉明/モビリティー進化論―自動運転と交通サービス、変えるのは誰か [著]アーサー・ディ・リトル・ジャパン

AIが変えるクルマの未来―自動車産業への警鐘と期待 [著]中村吉明/モビリティー進化論―自動運転と交通サービス、変えるのは誰か [著]アーサー・ディ・リトル・ジャパン

■技術の進展受け貴重な問題提起  自動運転、電気自動車、シェアリング(共有)サービス等、自動車業界は大変革期にある。海外に行くとそれを前提とした自由闊達(かったつ)な議論を多々耳にする。  例えば、………[もっと読む]

[評者]加藤出 (東短リサーチチーフエコノミスト)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]経済

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