2018年02月25日の書評一覧

「ウルトラセブン」の帰還 [著]白石雅彦

「ウルトラセブン」の帰還 [著]白石雅彦

■試行錯誤繰り返し、時代刻む  学生運動やベトナム反戦運動が高揚しつつあった1967年10月から68年9月にかけて、毎週日曜日に49回放送された子供向けのテレビ番組があった。「ウルトラセブン」である………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2018年02月25日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

道の向こうの道 [著]森内俊雄

道の向こうの道 [著]森内俊雄

■読書で生まれる時空越えた共鳴  1950年代後半に著者が過ごした大学生の時期を、自伝的に綴(つづ)ったこの連作小説集は、読書の時間に満ちている。かつての学生は、こんなふうに本を読んだのだ。ここに書………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2018年02月25日
[ジャンル]文芸

新・日本の階級社会 [著]橋本健二

新・日本の階級社会 [著]橋本健二

■「アンダークラス」生まれ固定化  「階級」をキーワードに、日本社会の格差の現状を、最新の社会調査データに基づいて読み解く書だ。階層ではなく、階級という言葉を用いるのは、(1)資本家(経営者、役員)………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2018年02月25日
[ジャンル]社会

見知らぬ記憶 [著]小林紀晴

見知らぬ記憶 [著]小林紀晴

■撮るとは? 答えを探り続けて  著者は90年代、アジア各地を旅する日本の若者たちの写真を撮り、インタビューとともにその内面に迫った。『ASIAN JAPANESE』と題されたデビュー作は、旅をする………[もっと読む]

[評者]宮田珠己(エッセイスト)
[掲載]2018年02月25日
[ジャンル]文芸

少女を殺す100の方法 [著]白井智之

少女を殺す100の方法 [著]白井智之

 白井智之は、全身に人面瘡(そう)ができる奇病が流行した日本など、グロテスクで特殊な設定を活(い)かしたミステリーで注目を集めている。  著者初の短編集となる本書は、タイトルに偽りなく二十数人の少女が………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2018年02月25日
[ジャンル]文芸

絶滅危惧種ビジネス―量産される高級観賞魚「アロワナ」の闇 [著]エミリー・ボイト

絶滅危惧種ビジネス―量産される高級観賞魚「アロワナ」の闇 [著]エミリー・ボイト

 約3千万円で取引されたこともある世界一高価な観賞魚アジアアロワナ。中国などの富裕層に人気は高まる一方で、なぜそれほど人を引きつけるのかと興味を抱いた米国人ジャーナリストが3年半かけて、アロワナが生息………[もっと読む]

[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2018年02月25日
[ジャンル]経済

貧困の戦後史―貧困の「かたち」はどう変わったのか [著]岩田正美

貧困の戦後史―貧困の「かたち」はどう変わったのか [著]岩田正美

■「社会の病巣」と目をそむけるな  ちょっと反省した。日本の貧困について、私は何を見ていたのだろう、と。  もしかしてあなたも思ってません? 戦後の貧困は復興期から高度経済成長期へと進む中で減少し、………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2018年02月25日
[ジャンル]歴史

スーパーインテリジェンス―超絶AIと人類の命運 [著]ニック・ボストロム

スーパーインテリジェンス―超絶AIと人類の命運 [著]ニック・ボストロム

■全編覆い尽くす論理的知能偏重  最初から最後まで「?」と「!」の連続。  制御不能な超絶人工知能(スーパーインテリジェンス)が出現したとき、人類は存続の危機に直面する。それを避けるためにはどうした………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2018年02月25日
[ジャンル]IT・コンピューター

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