2018年04月14日の書評一覧

水田マリのわだかまり [著]宮崎誉子

水田マリのわだかまり [著]宮崎誉子

■工場で働くやけくそ16歳の胸中  佐多稲子『キャラメル工場から』(1928年)って知ってます? 野澤富美子『煉瓦女工』(1940年)は? どちらも主人公は10代の少女、どちらも作者自身の工場労働体………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2018年04月14日
[ジャンル]文芸

AIvs.教科書が読めない子どもたち [著]新井紀子

AIvs.教科書が読めない子どもたち [著]新井紀子

■「東ロボくん」の挑戦と限界  世の中にはAIに関する発言が溢(あふ)れ、素人にはなんだかよく分からないことになっている。そんな中でこの本は、快刀乱麻を断つがごとく、いやあ、歯に衣(きぬ)着せぬとは………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東大教授)
[掲載]2018年04月14日
[ジャンル]科学・生物

童謡の百年―なぜ「心のふるさと」になったのか [著]井手口彰典

童謡の百年―なぜ「心のふるさと」になったのか [著]井手口彰典

■時代の要請に応えた変遷たどる  私の本書への関心は、童謡、唱歌に対する日本人のイメージが「心のふるさと」に収斂(しゅうれん)されることへの疑問から来る。本書はそれに丁寧に答えてくれた、というのが正………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2018年04月14日
[ジャンル]文芸

石を聴く―イサム・ノグチの芸術と生涯 [著]ヘイデン・ヘレーラ

石を聴く―イサム・ノグチの芸術と生涯 [著]ヘイデン・ヘレーラ

■孤独を代償に、自由を武器に  イサム・ノグチの凄(すご)さを初めて実感したのは、札幌の郊外にあるモエレ沼公園を訪ねた時のことだった。ノグチはすでに鬼籍に入っていたが、未完ながらその全容は着実に姿を………[もっと読む]

[評者]椹木野衣 (美術評論家)
[掲載]2018年04月14日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

復興の空間経済学―人口減少時代の地域再生 [著]藤田昌久、浜口伸明、亀山嘉大

復興の空間経済学―人口減少時代の地域再生 [著]藤田昌久、浜口伸明、亀山嘉大

■人や産業の集積・分散で考える  「津浪(つなみ)後の復興は目覚ましく、たちどころに失われた戸数、人口の満たされてしまう状態にある」  本書の導入部には、こんな引用がある。1933年に起きた昭和三陸………[もっと読む]

[評者]石川尚文(本社論説委員)
[掲載]2018年04月14日
[ジャンル]経済

潜伏キリシタンは何を信じていたのか [著]宮崎賢太郎

潜伏キリシタンは何を信じていたのか [著]宮崎賢太郎

■先祖崇拝を重視し独自形に変容  長年にわたりカクレキリシタンのフィールドワークを続けてきた著者は、彼らが仏教を隠れ蓑(みの)にキリスト教の信仰を守り続けたという旧来の説に異を唱える。むしろそれは、………[もっと読む]

[評者]宮田珠己(エッセイスト)
[掲載]2018年04月14日
[ジャンル]歴史

お寺はじめました [著]渡邊源昇

お寺はじめました [著]渡邊源昇

■一から布教「好きでやってます」  「お寺はじめました」と一言で片付けてしまうほど簡単な話ではないのです。  15歳で同級生の住職の父親に「お坊さんにならないか」と声を掛けられて「なります」と即答。………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2018年04月14日
[ジャンル]ノンフィクション・評伝

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