書評・最新書評

サブカルで食う [著]大槻ケンヂ著

[評者]

[掲載]2012年06月10日

[ジャンル]アート・ファッション・芸能 ノンフィクション・評伝

表紙画像

 ロックバンド、作詞、小説、テレビタレントなど就職せずに好きなことだけをやって食ってきた46年間を著者が振り返る。学校では勉強も運動もできず、もてなくてさえなかったが、学校の授業についていけない分、映画を見たり本を読んだりライブに行ったり、という宿題を自分に課し、それを“自分学校”と称して自習にいそしんだという。何らかの表現活動を仕事にして生きていくために必要な条件は「才能」「運」「継続」で、自分が底上げしたいと思うジャンルを持っているかどうかも重要だという。一時はポルシェも手に入れたが今はバスや電車に普通に乗っているという著者の、“浮き沈み”との具体的なつきあい方が興味深い。
    ◇
白夜書房・1000円

関連記事

ページトップへ戻る