みる

ポスターの面白さ

2018年05月05日

 近代のポスターの面白さは新しいモノや技術、価値観が一気に入ってきた時代の追体験にもあるだろう。本書は京都工芸繊維大美術工芸資料館のコレクションのうち、明治後期から戦中までの229点を美と健康、消費社会、旅、戦争などに分けて紹介する。
 浮世絵的な美人画を経て、1920~30年代にデザイン意識が高まるが、戦時は一転リアルに。常に「今」を意識しつつ、見る側と見せる側の欲望がせめぎ合う舞台でもある。2020年に向け、どんな出合いがあるだろう。 (小川雪)
 ▽青幻舎・1620円

日本のポスター (青幻舎ビジュアル文庫シリーズ)

著者:並木 誠士、和田 積希、京都工芸繊維大学美術工芸資料館
出版社:青幻舎

表紙画像

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