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更新日:2018年02月11日2018年02月04日2018年01月28日

※祝日や年末年始などの場合、更新が遅れたり、掲載を見送ったりすることがあります

2018年02月11日

ギリシア人の物語(1)〜(3) [著]塩野七生

ギリシア人の物語(1)〜(3) [著]塩野七生

■西と東をぐぐっと引き寄せる  我が名はアレクサンドロス。  オリンポスの裏側、小国マケドニアの王から身を起こし、大ペルシアを制した者であ………[もっと読む]

[評者]山室恭子(東工大教授)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]歴史

雑草はなぜそこに生えているのか [著]稲垣栄洋

雑草はなぜそこに生えているのか [著]稲垣栄洋

■イメージ覆す合理的な生存戦略  バス停の標識の際に咲いているネコノメソウ、庭の草むしりをした後でも、枯れずに復活して増えるツルマンネング………[もっと読む]

[評者]佐伯一麦 (作家)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]科学・生物

議院内閣制―変貌する英国モデル [著]高安健将

議院内閣制―変貌する英国モデル [著]高安健将

■日本の政治は「自省の材料」に  小選挙区比例代表並立制が1994年の政治改革によって導入されてから20年以上が経った。この制度は英国のよ………[もっと読む]

[評者]齋藤純一(早大教授)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]政治

アカウンタビリティから経営倫理へ―経済を超えるために [著]國部克彦

アカウンタビリティから経営倫理へ―経済を超えるために [著]國部克彦

■人間中心へ、会計で世界変える  「会計で、世界を変えることは可能か」。これが、本書の投げかける問いだ。会計といえば、単なる数字の羅列では………[もっと読む]

[評者]諸富徹(京都大学教授・経済学)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]経済

核兵器と原発―日本が抱える「核」のジレンマ [著]鈴木達治郎

核兵器と原発―日本が抱える「核」のジレンマ [著]鈴木達治郎

 日本は〈核〉とは深い関係にある。世界唯一の被爆国。第五福竜丸事件。そして福島原発事故。一方で核兵器禁止条約には不参加、原発を減らす気配もな………[もっと読む]

[評者]佐倉統(東京大学大学院情報学環長・科学技術社会論)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]政治

共感のレッスン―超情報化社会を生きる [著]植島啓司、伊藤俊治

共感のレッスン―超情報化社会を生きる [著]植島啓司、伊藤俊治

 かつて対談集『ディスコミュニケーション』を刊行した2人の著者による、なんと30年ぶりの「続編」である。時を経て私たちを巡る環境は激変した。………[もっと読む]

[評者]椹木野衣 (美術評論家)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]社会

百年泥 [著]石井遊佳

百年泥 [著]石井遊佳

■突飛な町のカオスを濃密に実感  南インドのチェンナイには月光仮面が走り回っていた。え、ええーっ! なんちゅう突飛(とっぴ)な町や。  石………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]文芸

AIが変えるクルマの未来―自動車産業への警鐘と期待 [著]中村吉明/モビリティー進化論―自動運転と交通サービス、変えるのは誰か [著]アーサー・ディ・リトル・ジャパン

AIが変えるクルマの未来―自動車産業への警鐘と期待 [著]中村吉明/モビリティー進化論―自動運転と交通サービス、変えるのは誰か [著]アーサー・ディ・リトル・ジャパン

■技術の進展受け貴重な問題提起  自動運転、電気自動車、シェアリング(共有)サービス等、自動車業界は大変革期にある。海外に行くとそれを前提………[もっと読む]

[評者]加藤出 (東短リサーチチーフエコノミスト)
[掲載]2018年02月11日
[ジャンル]経済

2018年02月04日

アメリカの汚名―第二次世界大戦下の日系人強制収容所 [著]リチャード・リーヴス

アメリカの汚名―第二次世界大戦下の日系人強制収容所 [著]リチャード・リーヴス

■憎悪のあらゆる構図を追跡調査  1941年12月、日本軍の真珠湾奇襲攻撃により太平洋戦争が始まった。このときからアメリカ国内(とくに西海………[もっと読む]

[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)
[掲載]2018年02月04日
[ジャンル]歴史

宇宙飛行の父 ツィオルコフスキー―人類が宇宙へ行くまで [著]的川泰宣

宇宙飛行の父 ツィオルコフスキー―人類が宇宙へ行くまで [著]的川泰宣

■独学で打ち立てたロケット理論  ツィオルコフスキーって誰?とタイトルを見たほとんどの人は思っただろう。私も思った。  ロケットの推進原理………[もっと読む]

[評者]宮田珠己(エッセイスト)
[掲載]2018年02月04日
[ジャンル]科学・生物

セトウツミ 全8巻 [著]此元和津也

セトウツミ 全8巻 [著]此元和津也

■マンガ表現の枠を広げたラスト  男子高校生セトとウツミが河原に腰かけて喋(しゃべ)る。基本、それだけのマンガである。「こないだめっちゃ頭………[もっと読む]

[評者]野矢茂樹(東大教授)
[掲載]2018年02月04日
[ジャンル]アート・ファッション・芸能

文学問題(F+f)+ [著]山本貴光

文学問題(F+f)+ [著]山本貴光

■漱石が考えたその先を探る  文学とはなにかという問いはひどくむずかしい。  読めばわかるという立場もあるが、皆の意見が一致するはずもない………[もっと読む]

[評者]円城塔  (作家)
[掲載]2018年02月04日
[ジャンル]文芸

運慶のまなざし―宗教彫刻のかたちと霊性 [著]金子啓明

運慶のまなざし―宗教彫刻のかたちと霊性 [著]金子啓明

■創造行為と精神の交配が開く道  夏目漱石の『夢十夜』の中で、仁王像を公衆の面前で彫る運慶の姿を漱石は夢で見た。夢の中の見物人の一人が仁王………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2018年02月04日
[ジャンル]文芸

宿命の戦記―笹川陽平、ハンセン病制圧の記録 [著]高山文彦

宿命の戦記―笹川陽平、ハンセン病制圧の記録 [著]高山文彦

 皇室が国内のハンセン病患者に多大な関心を寄せてきたことはよく知られている。だが世界ではいまなおハンセン病が完全に制圧されていないばかりか、………[もっと読む]

[評者]原武史(放送大学教授・政治思想史)
[掲載]2018年02月04日
[ジャンル]社会

深読み日本文学 [著]島田雅彦

深読み日本文学 [著]島田雅彦

 島田雅彦先生は突飛(とっぴ)な先生だ。文学を語るのにホモ・サピエンスだけが獲得した言語能力の話からはじめ、昨今の政治家や官僚の不誠実きわま………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子 (文芸評論家)
[掲載]2018年02月04日
[ジャンル]文芸 ノンフィクション・評伝

源氏物語 A・ウェイリー版(1) [訳]毬矢まりえ、森山恵

源氏物語 A・ウェイリー版(1) [訳]毬矢まりえ、森山恵

■〈戻し訳〉に響く新しい音色  アーサー・ウェイリーによる英訳『源氏物語』(『ザ・テイル・オブ・ゲンジ』)は、一九二五年に刊行が始まった。………[もっと読む]

[評者]蜂飼耳(詩人・作家)
[掲載]2018年02月04日
[ジャンル]文芸

2018年01月28日

地下鉄道 [著]コルソン・ホワイトヘッド/ネバーホーム [著]レアード・ハント

地下鉄道 [著]コルソン・ホワイトヘッド/ネバーホーム [著]レアード・ハント

■差別を体感させる言葉と語り  アメリカ合衆国は1776年の建国時から自由州と奴隷州に分かれていた。リンカーンが奴隷解放を宣言するのが18………[もっと読む]

[評者]円城塔  (作家)
[掲載]2018年01月28日
[ジャンル]文芸

いのち [著]瀬戸内寂聴

いのち [著]瀬戸内寂聴

■けばけばしい業の美意識よ!  「元気という病気」を自認していた著者がたて続けに大病に見舞われ、度重なる入院生活から無事帰還したその日から………[もっと読む]

[評者]横尾忠則(美術家)
[掲載]2018年01月28日
[ジャンル]文芸

タンゴ・イン・ザ・ダーク [著]サクラ・ヒロ

タンゴ・イン・ザ・ダーク [著]サクラ・ヒロ

■地下室に隠れた妻を追って…  朝、目を覚ますと、妻がいなくなっていた。  〈しばらく地下室にいます。何かあったら電話かLINEください。………[もっと読む]

[評者]斎藤美奈子(文芸評論家)
[掲載]2018年01月28日
[ジャンル]文芸

幼なじみ萌え―ラブコメ恋愛文化史 [著]玉井建也

幼なじみ萌え―ラブコメ恋愛文化史 [著]玉井建也

■これは、オタク新時代の名著だ  「幼なじみは死なないわ。私が守るもの」とでも言ってくれるのかと思いきや、実は著者は幼なじみの魅力がわから………[もっと読む]

[評者]サンキュータツオ(お笑い芸人、日本語学者)
[掲載]2018年01月28日
[ジャンル]文芸

ルポ川崎 [著]磯部涼

ルポ川崎 [著]磯部涼

■街の陰を追って見えた希望の光  著者が月刊誌の連載で、川崎市南部の元不良少年たちを中心にしたルポルタージュを書くきっかけは、2015年2………[もっと読む]

[評者]市田隆(本社編集委員)
[掲載]2018年01月28日
[ジャンル]社会

インパール作戦従軍記―葦平「従軍手帖」全文翻刻 [著]火野葦平

インパール作戦従軍記―葦平「従軍手帖」全文翻刻 [著]火野葦平

■実相に極限まで迫る作家の執念  小津安二郎の映画「麦秋」を初めて見たとき、なぜ「麦」なのか考えなかった。内容は小津映画の典型で、婚期を逃………[もっと読む]

[評者]椹木野衣 (美術評論家)
[掲載]2018年01月28日
[ジャンル]歴史 ノンフィクション・評伝

風神の手 [著]道尾秀介

風神の手 [著]道尾秀介

■うそで複雑にからむ因果の糸  『球体の蛇』『水の柩(ひつぎ)』など、道尾秀介は“嘘(うそ)”が重要な役割を果たす名作を発表しているが、本………[もっと読む]

[評者]末國善己(文芸評論家)
[掲載]2018年01月28日
[ジャンル]文芸

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