ニュース

朝日新聞に掲載されたものを中心にした出版関係のニュースです。

(オススメ 編集部から)日本の近代を見つめる

(オススメ 編集部から)日本の近代を見つめる

 大正初期に地方新聞で連載された佐藤紅緑の小説『毒盃』が、約100年を経て単行本になった(論創社・3456円)。主人公は日清・日露戦争期の海軍エリート艦長。ロシア、日本、中国を舞台に、彼の人生につきまとう不条理な宿命を、………[もっと読む]

[文]依田彰 [掲載]2017年03月12日

(舞台裏)講談社ブルーバックス2000点突破

(舞台裏)講談社ブルーバックス2000点突破

 科学新書の老舗、講談社のブルーバックスが刊行2千点を突破した。「断片的な知識でなく、全体像を知りたいという読者の欲求に応えてきた」と篠木(ささき)和久編集長。知的好奇心をしっかり満たす「本格派」というブランド化が奏功し………[もっと読む]

[文]赤田康和 [掲載]2017年03月12日

創作の原点、じっと見つめる 西村賢太連作短編集

創作の原点、じっと見つめる 西村賢太連作短編集

 短気で粗暴で小心で、どこまでも孤高で潔癖な流行外れの私小説作家、北町貫多。この強烈な個性を持つ分身を通し、ユーモアたっぷりの小説を紡ぎ続ける西村賢太さん(49)が、連作短編集『芝公園六角堂跡』(文芸春秋)を出した。大正………[もっと読む]

[掲載]2017年03月08日

(オススメ 編集部から)大佛次郎の狂おしい猫愛

(オススメ 編集部から)大佛次郎の狂おしい猫愛

 家には常に十数匹、近所からの通いもいる。人が猫を捨てていく。障子やふすまはビリビリに破られ、冬でも出入り口を開けておくので寒いばかりでなく、泥棒にまで入られる……半端でない猫愛エピソードの主は、〈鞍馬天狗〉の生みの親で………[もっと読む]

[文]大上朝美 [掲載]2017年03月05日

「コミック版日本の歴史」加来耕三さんトークイベント

「コミック版日本の歴史」加来耕三さんトークイベント

 「コミック版日本の歴史シリーズ」(ポプラ社)が累計200万部を突破したことを記念して、監修者で歴史家の加来耕三氏の歴史クイズなどを交えた親子向けトークイベントが3月18日(土)午後3時から、東京都千代田区の書店「丸善」………[もっと読む]

[掲載]2017年03月03日

ユーモア・感慨、受賞の言葉 芥川賞・直木賞贈呈式

ユーモア・感慨、受賞の言葉 芥川賞・直木賞贈呈式

 第156回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が2月23日、東京都内で開かれた。芥川賞の山下澄人さん、直木賞の恩田陸さんが受賞の喜びを語った。  山下さんの受賞作「しんせかい」は、19歳の「山下スミト」が、「谷………[もっと読む]

[掲載]2017年03月01日

イブン・バットゥータと境域への旅――「大旅行記」をめぐる新研究

イブン・バットゥータと境域への旅――「大旅行記」をめぐる新研究

 14世紀モロッコ生まれのイブン・バットゥータは、現在でいうと50カ国以上、12万キロに及ぶ旅をしたとされ、記録者によって『大旅行記』が編纂(へんさん)された。その旅の跡を追って各地を調査し、完訳・出版(平凡社)を行った………[もっと読む]

[掲載]2017年02月26日

ビジュアル日本切手カタログ

ビジュアル日本切手カタログ

 日本郵趣協会発行の『ビジュアル日本切手カタログ』が、第5巻の「記念切手編2001―2016」(2279円)でシリーズ完結した。2012年の第1巻「記念切手編1894―2000」(1512円)以来、ふるさと切手や年賀切手………[もっと読む]

[掲載]2017年02月26日

鬼の眼 土門拳の仕事

鬼の眼 土門拳の仕事

 戦前・戦中の記録写真から晩年の「古寺巡礼」まで、昭和を代表する写真家・土門拳の代表作369点をA5変型400余ページに収めた『鬼の眼 土門拳の仕事』が、光村推古書院から刊行された。4104円。[もっと読む]

[掲載]2017年02月26日

あいまいになる、物語の中と外 江國香織の新刊

あいまいになる、物語の中と外 江國香織の新刊

 江國香織さんの新刊『なかなか暮れない夏の夕暮れ』(角川春樹事務所)は、ちょっと変わった構成の小説だ。登場人物が本を読む。読者も一緒にストーリーをたどる。登場人物が本を閉じる。読者も物語の本筋に戻る。そんなことを繰り返し………[もっと読む]

[掲載]2017年02月22日

外交感覚―時代の終わりと長い始まり

外交感覚―時代の終わりと長い始まり

 国際政治学者の故高坂正堯氏の『外交感覚』シリーズ3巻が、合本『外交感覚 時代の終わりと長い始まり』として千倉書房から再刊された。同シリーズは東京新聞・中日新聞の連載を中心に、1977~95年に書かれた評論を集めた。刊行………[もっと読む]

[掲載]2017年02月19日

世界の貝 大図鑑―形態・生態・分布

世界の貝 大図鑑―形態・生態・分布

 世界各地の約600種の貝を実物大のカラー写真で楽しめる『世界の貝 大図鑑―形態・生態・分布』が柊風舎から刊行された。著者は米・スミソニアン自然史博物館のキュレーター、M・G・ハラセウィッチ氏と、テキサスA&M大学研究員………[もっと読む]

[掲載]2017年02月19日

経済用語図鑑

経済用語図鑑

 新聞やビジネス書によく出る用語を、イラストを多用してやさしい言葉で解説する『経済用語図鑑』(花岡幸子著、浜畠かのうイラスト)がWAVE出版から刊行された。著者は大和証券投資戦略部長。経済の入門書を読む前に読む“超・入門………[もっと読む]

[掲載]2017年02月19日

校閲2回が1回に 「信長読本」問題で社内調査結果公表

校閲2回が1回に 「信長読本」問題で社内調査結果公表

 出版大手「KADOKAWA」(東京)の雑誌「岐阜信長歴史読本」に約30カ所の誤りがあった問題で、同社は15日、本来2回すべき校正・校閲作業を1回しかしていなかった、などとするミスの原因に関する社内調査結果を発表した。 ………[もっと読む]

[掲載]2017年02月15日

国とは、国民とは 須賀しのぶ「また、桜の国で」

国とは、国民とは 須賀しのぶ「また、桜の国で」

 須賀しのぶさんの小説『また、桜の国で』(祥伝社)が話題だ。第2次大戦下のポーランドを舞台に、人間にとって国とは、民族とは何かという、重い問いを投げかける物語。1月の直木賞選考会では、初めてのノミネートながら、受賞争いに………[もっと読む]

[掲載]2017年02月15日

ここに掲載されている記事や書評などの情報は、原則的に初出時のものです。

ページトップへ戻る