The Sweetest City, Tokyo

Tokyo甘味物語
Column
Tokyo“映え”するスイーツ
Vol.3
Tokyo“映え”する
スイーツ
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スイーツは味はもちろん見た目も大事! SNSの普及もあってか、味わってもらう前に目で見て楽しめるスイーツが花盛りです。東京各地から、最新の“映え”するスイーツを集めて、スマホで撮影してみました。

スカイツリーパフェ Miyabi
@墨田
スカイツリーパフェMiyabi

「さくらCafe向島」から外をのぞくと、北十間川をはさみ、高さ634メートルの東京スカイツリーがそびえ立っている。店の名物は、千分の1サイズ、高さ63.4センチの「スカイツリーパフェ Miyabi」(税込み1980円)だ。

ラズベリーシャーベットやヨーグルト、フルーツなどでできた色とりどりの6層のパフェを盛り上げて、切ったメロンをぐるりとグラスの口にはさみ、その上に円錐(えんすい)形のあめのタワーをかぶせた。型紙に溶けたあめをふりそそぎ、壊さずに抜くのはちょっとした職人技だ。

店内の照明にキラキラと輝き、夜のスカイツリーのよう。抹茶風味の「スカイツリーパフェ Iki」もある。

店はスカイツリー完成2年前の2010年にオープン。スカイツリーブームで、制作に10分かかるこのパフェを多い日は1日50個つくった。

夕方からは焼き鳥屋に変身する。「東京 2020大会を機にパフェでもう一度盛り上げたいですね」
[文・写真:下島智子]

さくらCafe向島

[所在地]東京都墨田区業平1-17-5
[アクセス]東武伊勢崎線「とうきょうスカイツリー」駅から徒歩3分
[TEL]03-6658-8435
[営業時間/定休日]水曜のぞく平日12:00~17:00(L.O. 16:30)
17:00以降は「やきとり伝次」として営業

バルーンドフリュイ
@表参道
バルーンドフリュイ

「GLACIEL(グラッシェル)」は、アイスクリーム、シャーベット、スポンジなどからなるアイスケーキ「アントルメグラッセ」の専門店。

北海道の洋菓子ブランド「ルタオ」が2013年、日本のスイーツ文化の中にアントルメグラッセを根付かせようと、スイーツの流行発信地、表参道に1号店を出した。2店目の札幌ステラプレイス店に3年先行している。

「おいしいケーキを追求したところ、アイスグラッセにたどり着いた」と広報担当者。

「バルーンドフリュイ」(直径12センチ、高さ9センチ、税抜き4000円)はフランス語で「果物の風船」という意味。風船のように丸いソルベ5種が、アイスクリーム2種と、ベリーソースを塗ったアーモンドスポンジ生地の土台の上にちりばめられていて、花束のように華やか。

濃厚なアイスクリームに果汁が爽やかなソルベ、しっとりとしたスポンジ。様々な味わいを少しずつ楽しみたい人にぴったりだ。
[文・写真:下島智子]

グラッシェル 表参道店

[所在地]東京都渋谷区神宮前5-2-23
[アクセス]東京メトロ「表参道」駅A1出口から徒歩3分
[TEL]03-6427-4666
[営業時間/定休日]
11:00~19:00(サロン:L.O. 18:00)
[公式サイト]https://www.glaciel.jp/
※通信販売はこちらへ ▶︎ https://www.letao.jp/products/list.php?category_id=30

ズコット
@目黒
ズコット

フルーツパーラー「果実園リーベル」は長年、果物商として仕入れを経験してきたオーナーの長嶺卓さんが1991年に目黒で創業した。「フルーツ8割、生クリーム2割がオーナーのモットーです。1粒でも多く食べてほしい」と目黒店店長の城川一美さん。

自慢の果物は、どれも驚くほど甘くジューシー。あふれんばかりのフルーツをのせたパフェやパンケーキのほか、「ズコット」も人気だ。

イタリア・トスカーナ地方発祥とされるドーム形のケーキ「ズコット」は、聖職者がかぶる丸い帽子のこと。スポンジケーキと生クリームの間にもフルーツがぎっしり。「ミックスズコット」(税抜き980円)はイチゴ、キウイ、マンゴーを一度にぜいたくに味わえる。ほかにイチゴやマンゴー、ベリーなど全7、8種(季節によって変動)。
[文・写真:星亜里紗]

果実園リーベル 目黒店

[所在地]東京都目黒区目黒1-3-16 プレジデント目黒ハイツ2階
[アクセス]JR「目黒」駅西口から徒歩4分
[TEL]03-6417-4740
[営業時間/定休日]7:30~23:00
(日曜は22:00まで/いずれもL.O. 30分前まで)
[公式サイト]http://kajitsuen.jp/

ボンボンキャラメルブーケ
@浅草
ボンボンキャラメルブーケ

5~30本の棒付きのまん丸チョコレートが、可愛らしい花束に包まれている。チョコレート玉をかじると、キャラメル状に煮詰めた果実のピューレがとろり。浅草・観音裏に本店がある洋菓子店「NOAKE TOKYO(ノアケトーキョー)」の「ボンボンキャラメルブーケ(8本)」(税込み2390円)は、東京土産にぴったり。1本(同280円)でも購入可。

パティシエの田中伸江さんは、荒川区三ノ輪の実家が屋台をつくる町工場だったこともあり、2009年に表参道に屋台を出してスイーツの販売を始めて評判になった。ボンボンキャラメールブーケは当時から人気。12年に浅草に店舗を構え、銀座(松屋銀座)にも出店した。

棒付きなのは、縁日のリンゴあめやチョコバナナに着想を得たから。「アプリコット」「バナナとオールスパイス」「ブルーベリーとカルピス」など、果実に合うチョコレートを吟味して組み合わせた全8種。甘酸っぱくて懐かしく、濃厚な味わいが口に広がる。
[文・写真:星亜里紗]

ボンボンキャラメルブーケ
NOAKE TOKYO 浅草店

[所在地]東京都台東区浅草5-3-7
[アクセス]つくばエクスプレス「浅草」駅から830m
[TEL]03-5849-4256
[営業時間/定休日]
11:00~18:00/日曜・月曜休み
[公式サイト]
https://noake.jp/(通信販売可)

ギモーヴ
@本郷
ギモーヴ

文京区本郷の白山通り沿いを歩くと、パティスリー「アヴランシュ・ゲネー」の真っ赤な外壁がひときわ目を引く。店名はオーナーシェフの上霜考二さんがパティシエ修業をした、フランス・ノルマンディーのまち、アブランシュと師事したゲネー氏の名前からとった。

店頭にはノルマンディーで着想を得た、たくさんのケーキが並ぶが、カラフルなキューブ型の「ギモーヴ」も手土産にぴったり。ギモーヴは、フランス生まれのマシュマロのようなお菓子。たっぷりの果物のピューレにゼラチンを混ぜて泡立てて固めている。ふんわりもっちりとした食感で、しゅわしゅわと溶けて口どけがいい。

「カシス&ダージリン」「パッションフルーツ&ココナッツ」など1粒の中に二つの味をミックスしたものが8種前後ある。ギモーヴ担当パティシエの河野綾さんの一押しは「シトロンヴェール(ライム)&パセリ」。「酸味が強くてさわやかな味わいです」

5種9個入り(税込み1296円)のほか、18個入り、25個入りを販売。繁忙期以外はキャニスターに入れて1粒(税込み129円~)から提供するほか、毎年ホワイトデー向けに新作の味を発表している。
[文・写真:星亜里紗]

アヴランシュ・ゲネー

[所在地]東京都文京区本郷4-17-6 1F
[アクセス]都営三田線・大江戸線「春日」駅A2出口から徒歩2分
[TEL]03-6883-6619
[営業時間/定休日]10:00~19:00
/原則、月曜・火曜休み
[公式サイト]
https://www.avranches-guesnay.com/

茶房パフェ 日本庭園風
@銀座
茶房パフェ 日本庭園風

アパレル会社ジュングループが手がける、甘味と和食のレストラン「サロン ギンザ サボウ」。2016年、東京・銀座にオープンした大型商業施設「東急プラザ銀座」内にある。国産の米と茶にこだわり、日本茶に合う和スイーツのほか、昼はおにぎりやだし茶漬け、夕方はおばんざい定食などを提供している。

甘味で人気のメニューは、11.5センチ四方の升に入った抹茶パフェだ。「茶房パフェ 日本庭園風」(1320円)と、抹茶味がより濃厚な「同 濃いめ」(1540円)の2種類。上部は薄い板状のホワイトチョコレートで、その上に抹茶パウダーで枯山水の波紋が描かれている。

スプーンでホワイトチョコを押すとパリッと割れる。中には抹茶味のマスカルポーネチーズや抹茶アイス、抹茶寒天のほか、栗の渋皮煮、白玉、粒あんなど8、9種類が詰まっている。甘みと苦みのバランスも絶妙だ。プラス200円で黒蜜をトッピングすることもできる。

「宝探しのように楽しみながら食べて欲しい」とサロン事業部の高橋豊さん。これを目当てに来店する海外からの観光客も多いそうだ。
[文・写真:牧野祥]

サロン ギンザ サボウ

[所在地]東京都中央区銀座5-2-1 B2F
[アクセス]地下鉄「銀座」駅すぐ
[TEL]03-6264-5320
[営業時間/定休日]11:00~22:00
(L.O. 21:00)/1/1と年1回の不定休
[公式サイト]
https://salon.adametrope.com/sabou/

タケノとおはぎ
@桜新町
タケノとおはぎ

「サザエさん通り」で知られる東京・桜新町の東急田園都市線沿線に、「タケノとおはぎ」はある。もともとデリカテッセンを営んでいた店主の小川寛貴さんが2016年に始めたおはぎ専門店。ナッツやココナツ、季節の野菜や果物などを取り入れたおはぎが並ぶ。一風変わったおはぎは人気を呼び、2年後には東横線・学芸大学駅から約800メートルの場所に2号店をオープンした。

メニューは常時7種類。定番の「つぶあん」「こしあん」の2種類(税込み各180円)は、店名の由来となった祖母タケノさんから受け継いだ控えめな甘さ。日替わりの5種類(各300円前後)は、黒米を混ぜたもち米と白いんげん豆のこしあんがベース。食材の色を生かし、添加物は使わない。好きなものを選んで曲げわっぱに入れてもらう。

「お皿に何種類かのせると彩り豊かになるデリのように、曲げわっぱに7種類入れた状態をイメージしておはぎを作っています」と小川さん。

バラなどの花びらを精巧にかたどった華やかなオーダーメイド商品(桐箱入り、税込み9個6480円から)もあるが、現在注文から納品まで1カ月かかる。
[文・写真:牧野祥]

バラなどの花びらをかたどったオーダーメイド商品
バラなどの花をかたどったオーダーメイド商品
(提供:タケノとおはぎ)
タケノとおはぎ 桜新町店

[所在地]東京都世田谷区桜新町1-21-11
[アクセス]東急田園都市線「桜新町」駅北口から徒歩5分
[TEL]03-6413-1227
[営業時間/定休日]12:00~18:00
(売り切れ次第終了)/月曜・火曜休み
[公式Facebook]https://www.facebook.com/タケノとおはぎ-1665389700383515/

ジョウタロウ サイトウ カフェの
アイスバー
@銀座
ジョウタロウ サイトウ カフェのアイスバー

正絹の着物だけでなくデニムやジャージー素材の着物も提案するキモノブランド「JOTARO SAITO(ジョウタロウ サイトウ)」。2017年にオープンした複合商業施設「ギンザシックス」4階の直営店では、初の試みとしてオリジナルスイーツを楽しめるカフェを併設した。

ひし形の形状が珍しいアイスバー(税込み605円~)は、フレーバーごとに異なる模様で、「進化する伝統」を提唱する同ブランドの世界観を表現する。

幼少の頃アイスキャンディーが好きだったキモノデザイナーの斉藤上太郎さんが「おしゃれなアイスバーを作りたい」と2016年、本社のある京都の染め工房の一角をアイスバーファクトリーに改造。パティシエが、JOTAROの着物の配色や柄を意識しながら試行錯誤して作り上げた。一つ一つ手作業で作り、京都からカフェに冷凍輸送している。見た目だけでなく、1本で様々な味が楽しめる。

人気の「ラムレーズン」や「黒ごま抹茶あずき」などに加え、フルーツを使った季節限定のフレーバーも展開。約30種類が並ぶ。やや小さめなサイズが食べやすく、2本食べる人も多いそうだ。手土産にする場合は、JOTAROを象徴する縞ボタン柄の箱(350円)に入れてもらうのがおすすめ。
[文・写真:牧野祥]

ジョウタロウ サイトウ
カフェ 銀座店

[所在地]東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F
[アクセス]地下鉄「銀座」駅A3出口から徒歩2分
[TEL]03-6263-9961
[営業時間/定休日]10:30~20:30
※2月からはすべて12:00~19:30(L.O.30分前)
(平日のスイーツの注文は12:00から。L.O. スイーツ:1時間前/ドリンク:30分前)
アイスバー、テイクアウト商品は終日販売/不定休
[公式サイト]
http://www.jotaro.net/ginza/

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/メディアビジネス局
東京都・東京観光財団補助事業「東京の魅力発信プロジェクト」に採択されています。
【問合せ先】
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