広瀬浩二郎さん『世界はさわらないとわからない』を、「好書好日」メルマガ読者5人にプレゼント
記事:好書好日編集部
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「触文化」を提唱する全盲の文化人類学者、広瀬浩二郎さん(国立民族学博物館准教授)の新刊『世界はさわらないとわからない──「ユニバーサル・ミュージアム」とは何か』(平凡社新書)が発売されました。
広瀬さんは、「ユニバーサル・ミュージアム=誰もが楽しめる博物館」を掲げ、展覧会やワークショップの開催に取り組んできました。広瀬さんが「触文化」の集大成として、満を持して企画した大規模展覧会が「ユニバーサル・ミュージアム──さわる!“触”の大博覧会」(国立民族学博物館)。しかし想定外のコロナ禍により、2021年9月開催へやむなく延期に。その前後、触常者として生きる著者は何を考え、何を語ったのでしょうか。コロナ禍で人びとが「さわること」を忌避する時代にあえて問う、「さわること」の無限の可能性とは。
本書は、コロナ禍の中で迷い悩みながら「さわる」ことの意味を追求した全盲の文化人類学者の「生の証」である。それと同時に、新型コロナウイルスの登場によって到来した「さわれない時代」、目に見えないウイルスを過度に恐れる「さわらない人々」に対する触常者からのメッセージ集ということもできる。
「はじめに」より
本書の「はじめに」は、じんぶん堂で公開しています。
新型コロナ禍でさわれない時代にこそ問う 「さわること」の無限の可能性
『世界はさわらないとわからない──「ユニバーサル・ミュージアム」とは何か』を、好書好日メルマガ読者5人にプレゼントします(応募にはメルマガの登録が必要です。応募フォームから登録できます)。締め切りは2022年10月7日正午まで。