魔法のような「作詞術」がわかる 『歌詞のサウンドテクスチャー』を、「好書好日」メルマガ読者5人にプレゼント
記事:好書好日編集部
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YOASOBI、藤井風、米津玄師、Ado、NewJeans……新時代のポップスがもっと楽しめる、「耳寄りな学問」にようこそ! 木石岳著『歌詞のサウンドテクスチャー うたをめぐる音声詞学論考』(白水社刊)は、オノマトペ、音象徴、ポケモン言語学など最新の学術研究もふまえ、アーティストたちの魔法のような「作詞術」についてわかりやすく解説します。
宇多田ヒカルや椎名林檎をはじめ、きゃりーぱみゅぱみゅ、King Gnu、KOHHまで、その歌詞のサブリミナルな魅力も譜例とともに分析。ポップスの歌詞を楽しむ「音声詞学」の入門書です。
著者の木石岳さんは、エレクトロニカ・ユニットmacaroomで作詞作曲および編曲、プログラミングなどを担当する音楽家。本書『歌詞のサウンドテクスチャー』で注目しているのは、「作詞家が何を狙ったかではなくて、どのように聴こえるか」だといいます。
じんぶん堂の記事としても、テレビアニメ【推しの子】の主題歌としてリリースされ、YouTubeの世界楽曲チャートで1位を獲得したYOASOBI「アイドル」について、その英語バージョン「Idol」を手がかりに解説してくださいました。
アニメ【推しの子】主題歌、YOASOBI「アイドル」の衝撃──『歌詞のサウンドテクスチャー』から考える(前半)
(後半)
本書からは、世界中で大ヒットしている、藤井風「死ぬのがいいわ」の楽曲と歌詞の魅力について、譜例とともに解説している箇所も紹介しています。
藤井風「死ぬのがいいわ」の日本的な情緒 木石岳『歌詞のサウンドテクスチャー』より
ライムスター宇多丸さん(ラッパー/ラジオパーソナリティ)は、「この角度から「歌詞」が論じられることを、どこかでずっと待ち望んでました!」と推薦。
細馬宏通さん(早稲田大学文学学術院教授)も、「これは空耳ではない。音声と歌詞のあいだで果てしなく成長してゆく「音声詞」。胸躍る冒険の書。」と推薦を寄せています。
『歌詞のサウンドテクスチャー』を、好書好日メルマガ読者5人にプレゼントします(応募にはメルマガの登録が必要です。応募フォームから登録できます)。締め切りは2023年9月15日正午まで。