1. じんぶん堂TOP
  2. 歴史・社会
  3. 『ベリングキャット――デジタルハンター、国家の噓を暴く』を、「好書好日」メルマガ読者5人にプレゼント

『ベリングキャット――デジタルハンター、国家の噓を暴く』を、「好書好日」メルマガ読者5人にプレゼント

記事:好書好日編集部

『ベリングキャット――デジタルハンター、国家の嘘を暴く』(筑摩書房)
『ベリングキャット――デジタルハンター、国家の嘘を暴く』(筑摩書房)

 ウクライナ侵攻におけるロシアの虚偽情報と戦争犯罪を暴き続けるなど、世界中から注目される調査報道ユニット「ベリングキャット」。世界中に散らばったメンバーが使うのは、SNSの投稿や流出した名簿など公開された情報のみ。フェイクもプロパガンダも混在するウェブ情報のなかから、権力者たちが望まない真実を暴き出します。その実態をベリングキャット創設者、エリオット・ヒギンズ氏が自ら語った『ベリングキャット――デジタルハンター、国家の嘘を暴く』(筑摩書房)が話題を集めています。

ぼくたちはこれまで、シリアの独裁者アサドが自国民に化学兵器を使用したという証拠を発見した。〈マレーシア航空17便〉撃墜の黒幕をあばいた。ヨーロッパに潜む〈ISIS〉シンパの居所を突き止めた。ヴァージニア州のネオナチ集団の身元を明らかにした。新型コロナウイルスとともに広がった偽情報の洪水を食い止めるのに手を貸した。クレムリンの「暗殺班」の正体も暴露した。(……)偽情報で社会を歪めようとする勢力と闘い、あくまで証拠にこだわり、ふつうの市民がどうやって悪事を暴露し、権力者に説明責任を果たさせるにはどうしたらいいか、身をもって実例を示している。(……)社会を守り、真実を擁護するのは、もう体制側の専売特許ではない。ぼくたちみんなにその責任がある。つまり、「極秘」情報の取り扱い許可とか、秘密会員のみ閲覧可能な情報とか、そういう話ではない。〈ベリングキャット〉はこれまでになかったもの──ふつうの人のための情報機関なのだ。「序章」より

本書の「序章」は、じんぶん堂で全文公開しています。
謎の調査集団「べリングキャット」とは何者か? 創設者みずから語る【前編】
謎の調査集団「ベリングキャット」は “ふつうの人のための情報機関 ” 創設者みずから語る【後編】

『ベリングキャット――デジタルハンター、国家の噓を暴く』を、好書好日メルマガ読者5人にプレゼントします(応募にはメルマガの登録が必要です。応募フォームから登録できます)。締め切りは2022年11月4日正午まで。

>『ベリングキャット――デジタルハンター、国家の噓を暴く』の応募はこちら

ページトップに戻る

じんぶん堂は、「人文書」の魅力を伝える
出版社と朝日新聞社の共同プロジェクトです。
「じんぶん堂」とは 加盟社一覧へ