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大学の夏休みに一気読みしたい春秋社の6冊

記事:春秋社

大学の夏休みに一気読みしたい春秋社の6冊
大学の夏休みに一気読みしたい春秋社の6冊

『インド哲学の万華鏡』桂紹隆=監修 片岡啓・護山真也=編

〈多彩なインド哲学の世界へようこそ〉

多彩なインドの思考法を存在論・認識論・言語哲学の観点に分けて、インド思想に興味を持つ哲学好きに向けて、各学派の専門家が紹介する。

『複眼的世界思想史講義』古賀 勝次郎=著

〈立体的な構成で詳説する世界思想史の光と影〉

世界史の出来事の背後には必ず思想問題が絡んでいる。社会と思想のありようを多様な視点から現在の問題として捉え直す。

『わたしたちが起こした嵐』ヴァネッサ・チャン=著 品川 亮=訳

〈スパイと女、スリリングな戦争文学〉

英国統治下から日本占領下のマラヤ(現在のマレーシア)で、日本軍のスパイに協力した主婦セシリーと、その家族に起こった数々の悲劇をスリリングに描く。

『美は傷』エカ・クルニアワン=著 太田りべか=訳

〈インドネシア発・マジックリアリズム文学〉

インドネシアの植民地統治、占領、独立、政変と弾圧といった暴力の歴史を軸に、伝説と神話が渦巻くマジックリアリズム小説。

『音楽で「良い子」は育てられるのか』山本耕平=著

〈音楽は好きだけど、「学校の音楽」は苦手?〉

豊かな心の醸成を大きな目標とする音楽教育の、根底に横たわる思想と課題に光をあてる。「情操」から音楽教育の過去と未来を考える。

『美学の練習』津上英輔=著

〈美学は難解ではない。自らの思索を試す場だ〉

なぜ人は美・芸術に惹かれるのか。過去の学説にとらわれず、自ら思索することを促し、人生を豊かにする手がかりとなることを目指す。

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