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半藤一利『昭和史』シリーズ新版「戦前篇」「戦後篇」を2冊セットで、「好書好日」メルマガ読者5人にプレゼント

記事:じんぶん堂企画室

日米安全保障条約の改定に反対し、岸信介内閣退陣を求めて国会前に座り込む全学連主流派のデモ隊=1960年6月15日(朝日新聞社)
日米安全保障条約の改定に反対し、岸信介内閣退陣を求めて国会前に座り込む全学連主流派のデモ隊=1960年6月15日(朝日新聞社)

 戦後80年、「昭和100年」という節目の年にあたる2025年の1月、作家・半藤一利(1930-2021年)さんのベストセラー『昭和史』シリーズ(平凡社ライブラリー)の2冊、「戦前篇」と「戦後篇」が新版として刊行されました。これを記念して、2冊セットで、好書好日メルマガ読者5人にプレゼントします。

「歴史探偵」を名乗った半藤さん。授業形式で語り下ろした本書は、堅苦しくも難しくもない、読みやすい歴史書として多くの読者に読み継がれてきました。2004年刊行の「戦前篇」からは、日本人が戦争という過ちを二度と繰り返さないことを、その2年後に刊行された「戦後篇」からは、復興から現在の日本に至る道のりを学べます。

 新版となった『昭和史』では、章ごとにダイジェストとキーワード、巻末に詳細な人名・事項索引が新たに追加されました。また、半藤さんによる授業の聞き手であり、シリーズすべての編集を担当した山本明子さんによる解説も追加され、昭和の歴史をよりわかりやすく、より深く理解することができるようになっています。

 じんぶん堂では、山本さんによる解説の一部を『新版 昭和史 戦後篇 1945-1989』より抜粋して紹介しています。「戦争と復興の時代「昭和」の教訓を読み継ぐ——半藤一利『昭和史』」

半藤一利さん
半藤一利さん

■『新版 昭和史 戦前篇 1926-1945』目次
はじめの章 昭和史の根底には“赤い夕陽の満洲”があった
第一章 昭和は“陰謀”と“魔法の杖”で開幕した
第二章 昭和がダメになったスタートの満洲事変
第三章 満洲国は日本を“栄光ある孤立”に導いた
第四章 軍国主義への道はかく整備されていく
第五章 二・二六事件の眼目は「宮城占拠計画」にあった
第六章 日中戦争・旗行列提灯行列の波は続いたが……
第七章 政府も軍部も強気一点張り、そしてノモンハン
第八章 第二次大戦の勃発があらゆる問題を吹き飛ばした
第九章 なぜ海軍は三国同盟をイエスと言ったか
第十章 独ソの政略に振り回されるなか、南進論の大合唱
第十一章 四つの御前会議、かくて戦争は決断された
第十二章 栄光から悲惨へ、その逆転はあまりにも早かった
第十三章 大日本帝国にもはや勝機がなくなって……
第十四章 日本降伏を前に、駈け引きに狂奔する米国とソ連
第十五章 「堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ビ……」
むすびの章 三百十万の死者が語りかけてくれるものは?
こぼればなし ノモンハン事件から学ぶもの
関連年表/あとがき/解説/参考文献/索引

■『新版 昭和史 戦後篇 1945-1989』目次
はじめの章 天皇・マッカーサー会談にはじまる戦後
第一章 無策の政府に突きつけられる苛烈な占領政策
第二章 飢餓で“精神”を喪失した日本人
第三章 憲法改正問題をめぐって右往左往
第四章 人間宣言、公職追放そして戦争放棄
第五章 「自分は象徴でいい」と第二の聖断
第六章 「東京裁判」の判決が下りるまで
第七章 恐るべきGHQの右旋回で……
第八章 朝鮮戦争は“神風”であったか
第九章 新しい独立国日本への船出
第十章 混迷する世相・さまざまな事件
第十一章 いわゆる「五五年体制」ができた日
第十二章 「もはや戦後ではない」
第十三章 六〇年安保闘争のあとにきたもの
第十四章 嵐のごとき高度経済成長
第十五章 昭和元禄の“ツケ”
まとめの章 日本はこれからどうなるのか
こぼればなし 昭和天皇・マッカーサー会談秘話
関連年表/あとがき/解説/参考文献/索引

プレゼントの締切は2025年2月28日(金)正午。

ご応募には「好書好日」メルマガへの登録が必要です(無料)。以下の応募フォームからご登録いただけます。

>半藤一利『昭和史』新版2冊セット ご応募はこちら

左/『新版 昭和史 戦前篇 1926-1945 』。右/『新版 昭和史 戦後篇 1945-1989』。新版となり、新たに索引や解説が付された。ともに平凡社ライブラリーシリーズ、定価各1,320円(10%税込)。
左/『新版 昭和史 戦前篇 1926-1945 』。右/『新版 昭和史 戦後篇 1945-1989』。新版となり、新たに索引や解説が付された。ともに平凡社ライブラリーシリーズ、定価各1,320円(10%税込)。

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