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五木寛之が14人のスターと語り合う――『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』貴重な対談をたっぷり収録したシリーズ全3巻がついに完結!

記事:平凡社

吉行淳之介さん(右)と五木寛之さん。本書に収録された二人の対談は、五木さんにとって初めての対談だった(『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』より。石山貴美子撮影、1974年、腰巻文学大賞受賞パーティーにて)
吉行淳之介さん(右)と五木寛之さん。本書に収録された二人の対談は、五木さんにとって初めての対談だった(『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』より。石山貴美子撮影、1974年、腰巻文学大賞受賞パーティーにて)

2026年4月20日刊『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』(五木寛之著、平凡社)
2026年4月20日刊『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』(五木寛之著、平凡社)

 『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』は、作家・五木寛之さんのこれまでの対談から、五木さん自ら選りすぐった「傑作」14編を収録した一冊です。本書は2024年秋から刊行を開始した『五木寛之傑作対談集』シリーズ(全3巻)の最終巻にあたります。

アートディレクターの石岡瑛子さんと広告のあり方について語り合う(『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』より。写真:撮影゠石山貴美子、撮影年゠1977)
アートディレクターの石岡瑛子さんと広告のあり方について語り合う(『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』より。写真:撮影゠石山貴美子、撮影年゠1977)

遠藤周作さんとの対談では「色紙」にまつわるユーモアあふれるエピソードも(『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』より。写真:撮影゠石山貴美子、撮影年゠1976)
遠藤周作さんとの対談では「色紙」にまつわるユーモアあふれるエピソードも(『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』より。写真:撮影゠石山貴美子、撮影年゠1976)

 本書では、1968年の吉行淳之介さんとの「初めての対談」から2023年の村山由佳さんとの対談まで、約50年にわたる五木寛之さんの対談14篇を収録しています。ジャンヌ・モローさんと21年ぶりの再会を喜びあったり、山下達郎さんと音楽論を交わしたり、夏目雅子さんとの対談ではお茶目な素顔も飛び出したりと、対談ならではの意外な展開を楽しめる一冊です。

 対談の魅力について、五木寛之さんは本書で次のように語っています。

 私は語ることが好きである。それ以上に語り合うことの歓びは、何ごとにもかえられない生き甲斐だ。対話、対談は語ることと聴くことの生き生きとした実技である。
 私は子供の頃から口舌の徒だった。それと同時に、人の話を聴くことの歓びも知っていた。
 長じて作家として身を立てるようになってからも、私は人と語り合うことを強く求めた。
 対談、という場は、私にとって呼吸をする場のような存在だったのだ。新人作家としてジャーナリズムの末端に名をつらねた日から、私は対談の仕事を、執筆よりも優先して続けてきたのである。(本書「あとがきにかえて」より抜粋)

 シリーズの最後を飾る本書の巻末には、1968年10月から2026年1月までの五木寛之さんの対談リストを掲載しています。その数、なんと750件以上! リストには往年の名優や、時代を築いた作家など、名だたるスターが勢ぞろいしています。ぜひシリーズ既刊とあわせてお楽しみください。

『五木寛之傑作対談集 Ⅲ』目次

ジャンヌ・モロー 愛と、別離と、死と、再生と
山下達郎 日本の音楽に様式はあるか?
塩野七生 カルチュアは雑踏の巷に
中上健次 物語世界に逆巻く風
石岡瑛子 文庫ブームと広告の関係
山田洋次 日本人の「こころ」が揺れている
永六輔 妻をめとらば愛らしく肝はドでかく…
遠藤周作 真面目フマジメ虚実皮膜之譚
松坂慶子 舞台に映画に全力投球
武満徹 日本文化の源流を探る〔抄録〕
村山由佳 “危険な領域”に挑む
吉行淳之介 初めて女性観を語ろう
夏目雅子 華麗なる演技派女優へ
井伏鱒二 戦後と漂流の行方〔抄録〕
あとがきにかえて
五木寛之〈全対談リスト〉

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