【前編】『小さな出版社のつくり方』
不況と言われて久しい出版業界ですが、個人または数人規模で出版社を立ち上げる動きが続いています。出版業界出身者からまったくの未経験者まで、背景や動機はさまざま。「取次」と言われる出版流通システムの変化やデジタル時代の進展なども、起業を後押ししているようです。ひとり出版社でもある「猿江商會」古川さんの経験談を交えながら、その実像に迫りました。
【概要】
- 大きく変わる業界の商習慣
- 大手出版社に有利な取次のシステムとは
- デジタル化で独立が容易に
- 【体験談】一人出版社、どうして作ったの?
【後編】『小さな出版社のつづけ方』
『小さな出版社のつくり方』から約5年。志は高くとも、利益を出して事業を続けていくのは簡単ではありません。予想外のコロナ禍にも見舞われました。しかし、永江さんが取材した十数社はいずれも元気に本を出し続けています。小さな出版社の持続に必要なこととは?
【概要】
- 出版一本では食っていけない?
- コロナ禍が小さな出版社に与えた影響
- 生き残りのカギは地域密着?
- 【体験談】「猿江商會」の事業スキームと、コロナ禍の乗り切り方