アイシャドウ「縦割りグラデ」のコツ
●「縦割りグラデ」は商品パッケージに書いていない最強テクニック
「ちゃんとアイシャドウをつけたつもりなのに、目を開けると全部隠れている!」
この状況を改善してくれる超簡単テクニックが「縦割りグラデ」です。まぶたの上で、2色好きな色を組み合わせるだけで、アイメイクが今より何倍も楽しくなります。
「縦割りグラデ」をおすすめする理由は2つ。
・テクニックに依存せず、たとえどんなに不器用でも、色を楽しめる
・一重でも奥二重でも「塗っても隠れてしまう問題」が解決する
グラデーションで入れる2色の組み合わせのルールは、目頭側が明るい色、目尻側が暗い色。色のバランスは半々。慣れてきたら応用で、目頭側を2/3にしてもいいですし、3色使っても楽しいと思います。
パンダの好きな組み合わせは、(目頭側)パール入りのオレンジ×(目尻側)マットな赤です。大人になると、パール入りのアイシャドウを「派手かな」とやめてしまう人が多いのですが、明るい色ほど、パール入りが無難です。パール入りのシャドウは立体感が出しやすく、ムラになりにくいのでごまかしがききます。
「崩れない」ベースメイクのコツ
●ベースメイクは地層。「土台」が弱いとすぐに崩れます
「崩れないベースメイク」。ほとんどの人がこのテーマから想像するのは、おそらく下地やファンデーションのことだと思います。でも実は、一番大事なのは「その前」のスキンケアの段階です。
ベースメイクとは、
・スキンケア(化粧水・乳液)
・下地
・ファンデーション
が重なった「地層」です。地層を支えているのは、一番下の土台。たとえ表面に崩れないファンデーションを使っても、化粧水や乳液が肌になじんでいなかったり、洗顔で邪魔な皮脂が取り切れていなかったりすると、地滑りが起こってしまうのです。
ちなみに、最近は崩れない下地として「毛穴を埋める系」のアイテムが人気ですが、パンダは「いかに崩れないか」ではなく「もし崩れても、汚くならない」を意識して選んでいます。
具体的には、「色がついていない」「サラサラの質感」の商品がおすすめ。肌色の下地もつけてすぐはきれいなのですが、汗をかいたりした場合、「皮脂と肌色の下地」が混じって浮いてきて、汚く見えます。
●「目元だけコンシーラー」で顔全体がきれいに見える
ベースメイクを崩さないために、アイテム選びに気をつかっている人は多いと思います。でも、いくら素晴らしいクオリティの「落ちない下地」を使ったとしても、いろんなものを重ねたら崩れやすくなるし、崩れたときに直すのも大変になります。ベースメイクの「地層」が地滑りを起こさないためには、そもそも「重ねる量を最小限にする」のも大事です。
塗る量は最小でも最大限効果がある、最もコスパがいい場所。それは「目元」です。本気で崩したくない日は、「目元だけコンシーラー」でもいいくらい。ここをきれいにするだけで、まるで他の部分も全部きれいな肌の人のように見せることができます。
なお、コンシーラーやパウダーはブラシでつけると、手よりもうすくつけられます。崩さないためにも、ブラシは必須のツールです。
これまで顔全体にファンデーションを塗っていた人は最初不安かもしれませんが、「大事なところだけにメリハリをつけて塗る」に考えを切り替えてみてください。