1. HOME
  2. イベント
  3. 故・加藤周一、生誕100年で国際シンポ 東京・京都

故・加藤周一、生誕100年で国際シンポ 東京・京都

加藤周一さん

 本紙でコラム「夕陽妄語」を連載していた評論家の故・加藤周一の生誕100年を記念し、その業績を多角的に検討する国際シンポジウムが21~23日、東京と京都で開かれる。日本内外から20人以上が登壇する大規模な催しだ。
 21、22日は東京・恵比寿の日仏会館ホールで午前10時から。21日は小熊英二氏の「戦後思想における加藤周一の位置」のほか、樋口陽一氏や水村美苗氏、イルメラ・日地谷キルシュネライト氏、ジュリー・ブロック氏らが報告する(同時通訳付き)。
 22日は白井聡氏の「パトリオティズムとナショナリズム」のほか、三浦篤氏、海老坂武氏、三浦信孝氏、西谷修氏らが報告する。
 23日は京都の立命館大衣笠キャンパス以学館1号ホールで午前9時半から。孫歌氏、池澤夏樹氏らが講演し、パネルディスカッション「雑種文化論と韓国・中国・日本」もある。
 日仏会館は満席だが、ギャラリーでの映像と音声の視聴をHP(https://mfjtokyo.or.jp)で12日午前10時から受け付ける。問い合わせは同会館(03・5424・1141)。

 立命館大は申し込み不要。問い合わせは加藤周一現代思想研究センター(075・465・8306)。
 いずれも参加無料。=朝日新聞2019年9月11日掲載